7/19/2023, 9:26:28 AM
ノスタルジー
レイヤー
7/5/2023, 2:10:13 PM
「星空」
宇宙のずっと先に
生命の元になった工場があると聞く
満点の星空を一人で見たのは
十代の頃
あれはチェロの合宿だった
指に血が滲む程
少女の私は一人
深夜までテラスで弾いた
月に照らされた湖は
それはそれは幻想的で
白鳥の曲と星空と光る湖と自分の身体が
溶けていくようだった
時折先生が来てくれて
東京でのレッスンとは違い
「美しい景色の中で弾くのはいいでしょう?
弾きたいように弾きなさい」
そう言ってくれたのを覚えている
果てしない数の星達が
一つ一つの音に合わせ
白鳥は水しぶきを上げ飛んでいく
純粋な心のまま
真っ白な羽根を広げたまま
大人になろうと思っていた頃
宇宙のずっと先に
思い出を残しておく場所は
あるのだろうか
大人になってからの
沢山の出会いも経験も
涙も愛した人達も全て
あの星空と同じ
無数の幻想的な曲であり
それは一つ一つに最終章があった
でも
いつもそこにあった真実は
静寂の優しい光と
同じ愛の記憶だけ
果てしない数の星達が
一つ一つの音に合わせ
白鳥は水しぶきを上げ飛んでいく
純粋な心のまま
真っ白な羽根を広げたまま
辿り着く先は
貴方の笑顔の微かな記憶
たった一つの
不滅の愛の旋律
7/5/2023, 3:14:47 AM
「神様だけが知っている」
7/1/2023, 4:44:35 PM
「窓越しに見えるのは」