あなたの笑顔が見える
やわらかな光の中で
わたしを見つめてる
そんな、妄想
いつの日か
惹かれるようになったの
あなたの全てに
あなたはわたしに
気がないと思うけどね
でも諦めきれないの
いつかあなたの横で
あなたの笑顔を
見ていたい

あなたはいつも
鋭い眼差しで
わたしを
見ていたよね
猫みたいねって
思ったりしたんだ
今あなたは
どこで何をしてるの
つらくて
挫けそうだよ
あなたがいない
この街で暮らすのが
苦痛で仕方ないよ
あなたのことを
思わなかった日は
一日も無いよ
早く帰って来てね
ずっと待ってるから

目指すあの山へ
上昇気流に乗って
高く高く
天まで届け
つまらないって
思ってたけど
きっとこの先は
カラフルに
彩られている
まだ見ぬ先へ
高く飛んでゆく
胸の鼓動
高鳴らせながら

はしゃいでた
子供のように
小さくなった
あなたの影を
探していた
帰り道に
アイス食べながら
夜道歩くみたいに
ただ幸せを
見つけたかった
暗くなった世界を
窓から見ていた夜
夜風が
頬を染めた

高校時代
学校や部活が
終われば
すぐ家に帰って
放課後に
遊びに行くなんて
したことなかった
それは小学生や
中学生の頃も同じ
まじめすぎたのかな
もっと新しい世界を
あの頃に見たかった
行きつけの喫茶店とか
行きつけのコンビニとか
そういうのに
今は憧れている
ひげを生やした
高齢のおじいさんが
経営する喫茶店とか
そういうのって
どこか素敵なんだ
もう戻れない
あの頃に戻って
学生生活を
満喫したいなって
少し思う