12/5/2022, 1:28:32 PM
眠れないほど
「あとでかけ直すね」
互いの気遣いと
鵜呑みにできない期待
窓辺であなたの声を待つ
悠長に寝転んでなどいられない
「ごめんね、遅くなっちゃった」
あなたは朝に怯えている
説明のつかない苦痛は
私に押し付けて?
あなたの夜が明けるまで
私が守るから。
「いつもありがとう」
泣かないで。隠せてない。
安心して。
大丈夫だから。
12/4/2022, 11:06:04 AM
夢と現実
綺麗事にまみれた思考が
至らない脳に溜まっていく
美しい生き様に憧れて
決して届かないその理想に
ずっと縛られている
思わず遠い目になって
散らかった空き缶を見つめる
そんな日々に飽きていく。
12/3/2022, 10:54:12 AM
さよならは言わないで
まるで何かの用事を思い出すように
想いを告げてきた君が
どこか物憂げだったのは
僕が全てを諦めていて
叶った矢先には去っていくと
どこかで察していたからなの?
12/3/2022, 2:12:19 AM
光と闇の狭間で
懸命に生きてきたのに
頭のつくりひとつ違えば
使えないと放り出される
そんな身勝手なくせして
欠点は長所だ、個性だと
何も知らずに持て囃す
利口だよ、みんな。
そして、とても愚か。
12/1/2022, 3:03:33 PM
距離
そうだ、いっそあの人に頼ってしまおうか。
なんて、甘えたことを溢しそうになった。
いつも強がる私を
ゆるやかに弱らせるあなたは
いつも、隣にはいないね。