眼下に広がる街並みのいたる所で明かりが灯りきらめいている。
正確には、明かりではなく、炎が上がっているのだけれど。
「ははは、凄い威力だろう!旧約聖書にあるソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ」
隣の男がうるさい。
(きらめく街並み)
ラピュタのオマージュ、イルミネーションじゃないんだよ。
白ヤギさんから秘密の手紙が届いた。
『次のターゲットはコイツだ。3日以内に処理しろ。なおこの手紙は自動的に消滅する。』
と書かれていたモグモグ。
黒ヤギさんから秘密の手紙が届いた。
『ターゲットの処理を完了した。報酬はいつもの口座に。なおこの手紙は自動的に消滅する。』
と書かれていたモグモグ。
(秘密の手紙)
ヤギの郵便屋さんのオマージュ、秘密が過ぎる。
レンガで建てた家で暖炉を焚いてマシュマロなんて焼きながらくつろいでいると、
「おーい、開けてくれ!」
と木の家の兄が震えながら入ってきまして、その後すぐに、
「寒、凍る、助けて」
とオオカミが入ってきまして、さらにその後
「雪降ってきたぜ!早く出てこいよ!」
と藁の家の兄が庭ではしゃいでおりまして。
今年も冬の足音が急に来たもんだと少し焦げたマシュマロを食べるのでした。
(冬の足音)
3匹の子豚のオマージュ、焼きマシュマロはチョコクラッカーで挟みましょ。
縁側に毎日置かれている箱。
中身は毎回違って、食用キノコだったりドングリだったり鮭だったり。
さぁ今日の贈り物の中身はなんだろうな?
(贈り物の中身)
ごんぎつねのオマージュ、割と楽しみになってきている様子。
「待ってくれ、本当に牛の世話があったんだ!」
「知らないわよ!前は牛の世話を後回しにして来てくれたのに!!」
天の川を挟んだ痴話喧嘩。
凍てつく星空の様子は地上からも見られ、呆れた声がそこらじゅうから聞こえるのでした。
(凍てつく星空)
彦星と織姫のオマージュ、犬も食わないって言うけど。