「年収はいくら?」
「所有土地の面積は?」
「従者の人数と年齢層は?」
「年何回旅行行ける?」
「普段の食生活は?」

その後もなかなか終わらない問。
かぐや姫による面接は1日1人。数日かけて行われるのでした。
(終わらない問)

かぐや姫のオマージュ、宝物探してこいより堅実な方法を選択した姫様。

ああ忙しい忙しい。
まだまだ機織りしなきゃ。
一反織ったらなんか人気出ちゃってもう一反、もう一反って。
ほら一反上がったよ!
ああ忙しい忙しい。
(揺れる羽根)

鶴の恩返しのオマージュ、いいつけ守って覗かないからこんな感じに。

屋根の上に伸びた煙突。
オオカミがそこに入っていって10分程経った。
一瞬だけ声が聞こえた気がしたがそれ以降はずっと静かで、煙突からは相変わらず煙が登っている。

中の見えない秘密の箱。レンガ造りの家。
さぁ入っていったオオカミはどうなっているのだろう?
(秘密の箱)

三匹の子豚のオマージュ、中が見えないのによく入ってったな。

「無人島に行くのになにか一つだけ持って行けるとしたら何を持ってく?」
そんな質問が掲載されていた。

「そうだな、釣竿は置いて行きたくないな」
「無人島の規模にもよるけど、脱出用にお椀の舟があれば」
「無人島に行くならば、この出題者を連れてく」
「犬と猿とキジの誰連れてこ」

色んな意見が飛び交っておりますようです。
(無人島に行くならば)

真面目に考えてナタがあると便利。

「風が冷たいわ。ここも秋風が吹くようになってきたのね」

そう言って窓から出していた顔を室内に引っ込めた。
窓を閉じてソファに座る。
ひんやりとしたソファ、氷の壁、氷の床、氷の城。
秋風どころではない寒さが充満した城。

「外の方が暖かいってどうなのかしら?」
(秋風🍂)

アナと雪の女王のオマージュ、ずっと氷だもん寒いよそりゃ。