「月が綺麗ね」
「月も綺麗だな」
「も?」
「君もって事だ」
「まぁまぁ、珍しく言ってくれるじゃない」
「野獣だってたまには言うさ」
「ふふっ、知ってたわよ」
(君と見上げる月…🌙)
美女と野獣のオマージュ、仲良いなぁ。
月へ戻ったかぐや姫を追いかけて来た帝。
もう数百年の時が過ぎていますが、かぐや姫が残していった秘薬のおかげで帝は不老不死となっております。
かぐや姫も月の住人なので不老不死なのですが、その数百年の空白の期間中に何があったのか、かぐや姫はぶくぶくと太り、介助無しではまともに動けず、常に何かが口に入った状態です。
その姿を目の当たりにした帝は、秘薬を捨て不老不死の力を捨て宙の彼方へ消えるのでした。
(空白)
かぐや姫のオマージュ、空白期間に何があったのかは謎のまま。
昨日の続き。
ひとりきりの空の上の人が嘆いている頃、下界のジャックは…
「えらい強い台風じゃ!!豆の木も気になるが今は危険じゃ!!」
空の上の人、つまり雲に乗っているのですが実はその雲は低気圧の中心、下は大荒れの台風なのです。
そんな事は知らない空の上の人。
「誰も上がってこない。もう移動して次の豆の木を探そう」
と雲を動かします。
そして台風が過ぎ去ってしばらく、ようやくジャックが豆の木を登りだしましたがそこにはもう何も無いのでした。
(台風が過ぎ去って)
ジャックと豆の木のオマージュ、登って来なかった理由。
誰も上がって来ない。
豆の木は届いてるのに誰も来ない。
空の上でひとりきり。
もうちょっと待とうか?
あっ、でもトイレ行きたい。
でもなぁ。
代わりに誰か見ててくれる人も居ない。
ひとりきり、寂しい。
(ひとりきり)
ジャックと豆の木のオマージュ、ジャック登ってあげて。
「出たなオオカミ怪人!!俺は子ブタRed!!」
「子ブタGreen!!」
「子ブタBlue!!」
「「「3匹合わせてピグレットマン!!!」」」
「あらあら今日もオオカミさんに遊んでもらったのね。後でお礼に行かなくちゃ。とりあえずあなた達はお風呂入って来なさい。泥だらけよ」
「「「はーいママ」」」
(Red,Green,Blue)
3匹の子ブタのオマージュ、近所に住む優しいオオカミのお兄ちゃんと遊び盛りの子ブタ達。