小さな幸せ
小さな幸せって人によって様々だろう。大きくなくていい、小さな幸せってところが…誰にでも心当たりありそうで。
でも小さくても些細な幸せを感じる事が出来る事…その感受性を持ち合わせていられていることこそ幸せなのだ。
不幸を知らなくても幸せって思うのだろか?
南国の人達が陽だまりを暖かいと思う…。
北国の人達が久しぶりのお日様を暖かいと思う…。
いや違う。
どんな環境で生きていても人が人として生きていれば感じ方は十人十色
幸せを願い、求める。毎日の生活の中で小さくても些細な幸せに支えられ癒やされ、人に優しくなれる。
その優しさは人から人へ命あるものへ広がり続けて行く。
バタフライエフェクト
小さな幸せがやがて世界を包むよう願わずにいられない。
記憶
記憶が無いと言うことは、思い出が無いということだからそれは寂しい事なのでしょう。良い思い出も辛い思い出も、精一杯生きた証だものね
子供の頃の辛い事を忘れよう、忘れようと強く思って生きてきたら、良い思い出も一緒に記憶から砂がこぼれるように消えていった。
かすかに輪郭をとどめているが、あの時のあれは〜と聞かれてもほとんど覚えていない。一緒に思い出を分かち合いたいのだと分かっているが
記憶にないのだから仕方がない。
誕生日にあなたが産まれた時の天気や状況、時間、赤ちゃんの時の癖とか話せるのは母親だけの特権というか証。
でも少しづつ忘れていっているのは年のせいかな?
子供を産んだという事、愛し続けてその気持ちは変わらないという事。
その事だけは記憶からこぼれないように年老いていきたい。
もう二度と
仕事中ちょっとしたミスがあった。
女性のボスは一言、次は無い…と。
プロの仕事とはそういう事なのかと
それから自分に厳しくなって、同じミスは自分が許さない…と。
それでもやっぱり間違いはあった。
もう二度と…と思っても、間違いだらけだ。仕事でも人間関係でも。
生きることが苦しくなった。
もう二度と…と思うことが多くなった。会わない、話さない、行かない
いいじゃない、間違えたって。
いいじゃない、適当で。
いいじゃない、平気な振りで。
過ぎた事は忘れればいいじゃないの
初めまして、今日の出来事。
もう二度となんて、もう考えないで
日々是好日。
bye bye
一生懸命働いた。覚えたことはメモして、何度も聞かないように。先々考えてフットワークは軽く…
でも、全て嘘っぱちだ。
いや…働く事は好きだった。喜ばれたり役にたったことは確かな手応えとしてあったのだから。
だけど思い出したくない。
誰にも会いたくない。
私の中からバイバイしてほしい。
初めは軽いノリだった。
あの日熱い眼差しで真っ直ぐな想いで私はノックアウト。
夢中になって我を忘れ全てを失った。約束したのに…バイバイした。
私から…。
今私は生きている。
今まで生きてきて得たものに沢山バイバイした。
誰も居ない、物も少ない。もう少し
あともう少し…バイバイ…私。
後悔も反省も希望も欲望も…執着だから…お願い…
bye bye…。
手を繋いで
触れるって凄いことと最近思うのです。まして、手を繋ぐなんて…
口下手なので思っていることの半分も伝えられない。でも、思いきって手に触れてみる。
少しふるえている私と温かいあなたの手。伝えたくて伝えられない不器用な私に力強く握り返したあなたの手。
もう何も言わなくてもわかっているよとあなたの手は語っていたの。
もう怖くない、寒くない。
歩いていく、あなたとずっと。
もう戻れない、何もかも捨ててきたから。手を離さないでね。
繋いだこの手だけが私の命。