【現実逃避】
去年の旦那の違法事件の裁判、
今週の交通事故の処理、
好きでもない男からのキス…
最悪だ。
自信が無い。
【物憂げな空】
「ちょっと考えてみたんだけど
彼氏さんに会った後にオレに会うのはどうだ?」
「今週の月曜に彼氏とは友達に戻ったよ」
「え?別れた…?」
バレンタインであんなにオレは応援して
少し金もかけてあげたのに、
初元カノは彼氏と別れたらしい。
「彼氏の教育係に疲れたの」
オレはニヤリと笑った。
これはチャンスだ。
「なるほどなぁ…
やっぱり限界が来たか
よーし しばらく羽伸ばそうぜ?
とりあえずお疲れ様」
オレは優しく初元カノを慰めた。
神よ、やはりオレは愛されている…!!
オレは神に愛されたインキュバスだ!!
この間、好きでもない職場の外国人男性とキスされ、
体を触られて気持ち悪かった。
あの感触がまだオレの口内と体に覚えてて嫌になる。
その後衝動的になってすぐに愛人ちゃんに連絡して
慰めて貰った。
しかしこの初元カノが彼氏と別れたという
情報のお陰でどうでも良くなった。
…さて、
このもぬけの殻になった初元カノを
どうしてやろうか。
またいじめてやろうか。また優しくしてやろうか。
オレは初元カノが泣くのも笑うのも大好きだ。
【太陽のような】
オレはずっと迷子だ。
オレの『家』は一体どこだ?
帰りたい。帰れない。
だからといって地元に帰っても
時代の流れで変わっていくばかり。
ここはどこだ?
誰を信じればいい?
誰について行けばいい?
この汚れた世界から逃げたい。逃げれない。
結局世の中に『愛』なんて
砂に埋もれたダイヤモンドのように見つからない。
『金』と『性』で世の中は回り、
それを『愛』と勘違いしてしまう
そんな世界だ。
帰りたい。帰りたい。
帰らせて。お願い。
もうここには居られない。
オレの『家』に帰らせて。
【枯葉】
最近古い友達(元愛人や元恋人)と会話をした。
懐かしい思い出に浸りながら談笑する。
ああ…こういうのが本当は好きなんだと自覚する。
『未練』とかじゃなくて
飾らずに話せる…これが好き。
「ねえ会いたい」と不意に言葉に出ても笑ってくれる。
朝からたわいもない会話で笑い飛ばせる。
飾らない自分で好きに話せる。
「今度会って遊ぼう?ってかヤろう?w」なんて話す。
「お前バカじゃねえの?w」と笑う。
こういうのが続けば楽しいのにな…。
【バレンタイン】
オレって優しいよな。
初元カノのバレンタインデートを応援するために
カップル用のミスタードーナッツのギフト券を
1000円分買ってあげて、
元愛人ちゃんの誕生日とバレンタインの為に
スタバのドリンク&フードセットのギフト券を
買ってあげた。
…お前ら頑張れよ。
オレは大丈夫。
どちらも愛してるから
オレは悲しくても応援するんだ。
オレは優しいからさ。