私だけみんなと違う。みんなは授業参観の時に、人間の親が来るけど、私はロボットの親が来る。私は生まれた時からロボットの親に育てられてきた。みんなも同じだと思ってたけど、違う。ロボットの親を見た先生や生徒達は、私のお母さんのことと私のことをすごく怖がってた。私はみんなと仲良くしていたいのに、みんな私のこと怖がるから仲良く出来ない。お母さんのせいだ。なんで私だけ、ロボットのお母さんなの?
でも、本当は気づいてる。気づいてないふりをしているだけ。
お母さんは、本当のお母さんじゃない。ロボットのお母さんなんて有り得ないもん。
そりゃあ怖がるよね。
私にはお母さんがいる。とても優しいお母さん。私の将来を気にしていてくれて、頑張って育ててくれた。でも、たまに友達とかと遊びたい時がある。ていうか、高校って、そういうものじゃないの?青春?って言うんだよね。……でも、お母さんは遊ばせてくれない。けど、お母さんが遊ばせてくれないのは私のことを思ってるからだよね。分かってる。けど……ほんとにそうなのかな、、あと、もうひとつ疑問があって、私の記憶にお母さんでは無い人が『遥!私が遥のお母さんだよ!おいで?』遥という子を呼んでいる記憶がある。誰のことだろう?私の名前は美咲なのに、、、もしかして……
もう終わりにしたい。我慢できない。君とすごした日々。楽しかったよ。でも、終わりにすれば私たちの日々がお互いもっと楽しくなる。だから、もう終わりにしない?あなたも終わりにしたいと思っているんじゃないの?それは私だけ?……「もう終わりにしないか?」……あなたも同じことを考えていたんだね。「恋人はもう終わりにして夫婦になろう。」「ふふっ、もちろん!」
私たちはいつも、手を取り合って生きてきた。誰かが困っている時は手を取り合って助ける。仕事だって手を取り合ってやってきた。今だってそう……と言いたいところだけど、嘘になるからなぁ、、、
これまでずっと気づかなかった。本当の僕の気持ちに。君の笑顔を見る度に心がなんだかドキドキするような気がしたんだ。僕はそんな心を見て見ぬふりしてた。きっとなんかの勘違いだろう。と思っていた。けど、、君が気づかせてくれた。ありがとう。僕は今日、君に想いを伝えるよ。