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1/21/2026, 10:27:27 PM

「お手をどうぞ?お姫様」

いたずらっぽくそう言って、恭しく手を差し伸べると貴方はニコリと微笑む。
今晩、社交界デビューの私はちょっと躊躇いながらその手に手を重ねた。

そして重厚な扉の前でその時が来るのを待つ。
中では、貴族たちのざわめきとオーケストラの楽曲が漏れ聞こえてくる。

「どうした?緊張してるの」

私は口にするより先に頷いた。
ここに来るまで、この日のために礼儀やマナーを叩き込んだ。ドレスもアクセサリーも新調した。

でも。

想像以上にとても華々しくてきらびやかで、気後れしてしまう。
私と同じデビューする令嬢たちと比べてしまう。

「ふ、誰でも社交界デビューは緊張するものさ」

まっすぐ前を向いたままそう言った。

「とはいっても、この扉の向こうへ行けばそうも言ってられなくなる。そう、頭が真っ白になってね?」

貴方が私を見てウィンクを寄越す。
あまりの言葉に私は苦笑する。

「何それ?」

そんなごまかし方ってある?

「ミストラル伯爵、及びソラリス伯爵令嬢、ご入場!」

扉の両端で待機していた兵2人が扉を開く。

「さぁ、頭が真っ白なまま行こうか」

眩い光を放つ扉の向こう側へ優雅に貴方が私の手を引く。

あぁ、なんだか、もうどうでも良くなってきた。
こうなったら頭が真っ白でもいいわ。

「えぇ。」

私は微笑む。

特別な夜はこれからなのだ。


お題 特別な夜


1/21/2026, 7:40:05 AM

ゆらゆら揺れるよ
波間に揺られて
時々、手探りで泳いで
くるくると同じところで迷って
いつの間にか海の底に沈んで
苦しくなったら浮かぶんだ
ゆらゆら風に吹かれて
遠いところまで運ばれて
気づいたらまた海の底
苦しくなったら、また浮かぶんだ


海の底

1/20/2026, 8:47:00 AM

君に会いたくて
君に会いに行くよ

スマホだけじゃなくて
電話だけじゃなくて
手紙だけじゃなくて

君に会いたくて
君に会いに行くよ

自転車に乗って
車に乗って
電車に乗って

時代は変わっても
その行動力は変わらないよ

君に会いたいから
君に会いに行くよ




THE BOOMの星のラブレターを思い出したので。

1/17/2026, 10:59:18 AM

お題 木枯らし

紅く染まる木々を
揺らす木枯らし
陽の光は、柔らかく
影が、薄く凍る 
もうすぐ
冬がやってくる

1/16/2026, 11:44:46 AM

君はとても美しい
キラキラと輝いて見えて
まぶしくて

君が見ているこの世界も
とても美しい

世界はとても鮮やかで
華やいでいる

きっと恋をしているからだね



#この世界は
#美しい








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