沙布

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8/26/2025, 11:53:14 AM

辛いときに想像するのは、
素足のままで 窓から落ちた時の私。
現実は、そんなに上手くいかないと思う。
だから、今生きている。
生きてるからこそ、痛みがあるんだ。
この妄想は、そう気付かせてくれる。
結果、前向きにさせてくれるから、
たまにならいいのかもしれない。

『素足のままで』 沙布

8/26/2025, 4:05:06 AM


多くの人は、進むことを望むだろう。
そこで、もう一歩だけ、下がってみる。
すると、違う景色がみえてくる。

今までなかった情報が、湧いて出てくることもある。
そう考えると、進むことも、下がることも
悪くないのかもしれない。

その事が自分の意思でできるのなら、
尚更いいのだと私は思う。

『もう一歩だけ、』 沙布

8/10/2025, 3:50:37 PM

貴方がくれた優しさなんて、
私は要らないわ。

どうしてかって?
好きなのよ、貴方のことが。
ずっと忘れられないの。
私が欲しいのは、
『貴方からの愛』
分かった?
だから、もう二度と私に優しくしないでよ。
『貴方の優しさ』が私にとっては
『胸を締め付ける毒薬』でしかない。
ああ、ほらまた、苦しくなる。

どうしたらいい?この痛み、どうにもできないの。
だって、貴方は今日もあの子といるから。
私に振り向かない。そう。わかってる。
でも忘れられないの。
私はどうしても、貴方の事が好きなんです。

・・・幸せにしたかった。

「やさしさなんて」沙布

5/26/2025, 10:12:52 AM

初めて君の名前を呼んだ日の事を、
今でも覚えている。
その時私はとても緊張していて、
心臓がバクバクしてたんだ。
この音が君に聞こえちゃうんじゃないか、って
そういう恥ずかしさもあって。

自転車を押しながら前を歩く君に、
情けない声で名前を呼んだら、
君は、振り向かずに、返事の代わりに
右手を上げてくれたよね。

横を向いて、顔を隠す仕草をした君が、
とても愛おしくて。

それから、私の名前を呼んでくれた。
今でも、覚えてる。
だって、大好きな君の名前を呼んだ日だから。

「君の名前を呼んだ日」

5/25/2025, 12:54:33 PM

暗い部屋の中、ベッドに潜り込み、耳を澄ます。
しとしとと、少し雨音が聞こえる。
雨は、嫌いだ。いつも頭が痛くなる。
だけど、今日の雨は違った。
まるで、泣きたくても泣けない私の代わりに
泣いてくれてるみたい。
そんな雨音だ。
目を瞑る。私はやさしい雨音に、心を委ねた。

「やさしい雨音」

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