12/4/2024, 1:17:24 PM
子供の頃は叶えられると思ってた全部の夢
花屋さん、お嫁さん、お母さん、漫画家、たくさんの夢
自分よりずっと大きな大人があたりまえに叶えてる
自分も大人になったら叶えられると信じてた
大人になっていくと
ブレーカーが落ちたように1つずつ消えて暗くなる
現実
一緒に1つずつの夢も消えていく
気がつけば何一つ残らなかった夢
あの頃あこがれていた大人のように
子供達から私はどんな大人にみえているのだろうか
12/3/2024, 10:35:46 AM
さよならは言わないで欲しい
そんな事を瞳で訴える末期癌の叔父
江戸時代の言葉でさよならは
「左様なら」さようならば、これでお別れを意味する
いやだよ
私はまだまだ叔父さんにたくさんの用があるんだよ
いかないで
そんな言葉を飲み込んだまま2ヶ月後には
叔父は亡くなった
私は大人なのに葬式で1番泣いた
私は今でも叔父にさよならを言えていない
12/2/2024, 1:21:10 PM
光と闇の狭間で生きている時の私達は
同じスタートだった
なのに、いつの間にか君は光の中へ
私は闇の中へ飲み込まれた
光と闇の狭間が広くすぎて
もう君とは違う世界
ここは暗すぎて暗すぎて
君の光の世界すら今は憎いんだ
12/1/2024, 7:09:18 PM
毒親との距離
子供の時は必死に愛されたくて父親の手をとった
なんども、なんども振り払われているうちに
望みはないと知った
それからも大人になっても自分の気分で暴挙にでる父親との距離が分からない
もうそろそろ、お互い人生の終わりだ
きっと1番近いはずの親との距離が1番遠いまま
私も毒親も人生を終える
11/30/2024, 6:43:29 PM
泣かないで下さい
彼は困った声も迷惑な声も出せずに
泣いている私に呟いた
電話の中で聞こえる彼の声は
私の止まらない涙より温かかった。