蜜柑飴と斜陽

Open App
3/21/2026, 12:04:23 PM

#3 「二人ぼっち」


「綺麗ー!」

太陽がゆっくりと水平線に

向かっているのを見て、君は言った。

潮風と、マルベリーの匂いが、鼻の奥を

つん、とする。

僕は泣いていた。

それを見て、君はこう言った。

「大丈夫。ここには、私たちしかいないから」

僕はゆっくり頷いた。


「来世もきっと、見つけてね」

満面の笑みで君は言う。


そして浮遊感と君の温もりが、

僕の全身に伝わった。


3/20/2026, 11:37:02 AM

#2 「夢が醒める前に」


24時の鐘が鳴り響く

あぁ、大変

魔法が解けてしまう

魔法が解けると、

眠ってしまうかもしれないわ

もしそうなら、

貴方の甘い口付けで、私を目覚めさせてね

3/20/2026, 6:46:42 AM

#1 「胸が高鳴る」


寒い、さむい。

こんな真冬の夜に遊ぶなんて、

バカみたい。寒いのはわかってた。

でも君といるとさ、

なぜか、身体が熱くなるんだ。