#3 「二人ぼっち」「綺麗ー!」太陽がゆっくりと水平線に向かっているのを見て、君は言った。潮風と、マルベリーの匂いが、鼻の奥をつん、とする。僕は泣いていた。それを見て、君はこう言った。「大丈夫。ここには、私たちしかいないから」僕はゆっくり頷いた。「来世もきっと、見つけてね」満面の笑みで君は言う。そして浮遊感と君の温もりが、僕の全身に伝わった。
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