15cmくらいの鮮やかなイモムシを見つけた
理解しようとしたけど
今までに見たことがないから思考が混乱
レモンイエローのイモムシは
ゆっくり葉を食べてまだ大きくなろうとしている
どれくらいの大きさなら可愛いなと思えるだろうか1Cmか5mmか
サナギも綺麗なレモンイエローなのか
どんだけ大きなサナギになるだろうか
チョウになるのか蛾になるのか
じっと見てると
そこに居るという事が
だんだん理解できるようになってくる
気持ち悪いと思おうが
可愛いなと思おうが
全く関係無し
明日もまだそこに居るんだろうか
優しさの用量ひとつ胃に落とし
十粒落とせば毒と変わらむ
ハシビロコウさん、
わたしは泣きたいんですよ。
ハシビロコウさんは、
鳴きたいですか?
今日は朝から雨で、
わたしの心にぴったりです。
辛いからとか
悲しい事があるから
とか
さみしいから
とか
そういうんじゃなくて
心臓の辺りからキュンとこみ上げてくるような
そういう気持ちで泣きたいです
ハシビロコウさん、
ルイボスティはいかがですか?
カフェインが良くないって、
お医者様に言われたから。
『……言われたから』この理由、言い訳、
都合がいいですね。
『わたしのせいじゃない』って、逃げることができる。
誰にも何も言われなくなったら、
楽でしょか?
ハシビロコウさんに、
誰も何も言いやしない。
ハシビロコウさんは、
逃げやしない。
誰のせいでもない、わたしのせいでもない、何のせいでもない、
ただ……、深呼吸するのが怖いです。
涼しい風を吸い込むと、
肺が痛くって。
だいたい夏の終わりころから、毎年、
夜中に咳が止まらなくなって、暗闇を破るかと思うほど咳が出て。咳が出るのに、息が吸えません。今年は暑かったからかなのか少し早い。
始まると、水なんか飲めない。
くるしい、喘ぐ。
なぜ喘ぐ?
息を吸おうとしてるから。
嘔吐したら死ぬる
壁に後頭部を預けて耐える
わたしのなからわたしが飛び出しそう
発作の始まりはだいたい、喉の奥に針が刺さったような感じがして、咳が出る。そのうちだんだん胸が熱くなってきて、胸から熱い空気を出すように止まらなくなる。
すごく痛む。息吸えない。身体が何かを出そうとしてる。
救急車呼ぶか?
ダメ、
『このままにして………、見てて……』言葉にならぬ。
今夜は十五夜、咳が出ませんようにと、自分の事を小さく祈ります。
発作が始まると、くるしいよね。
今日から秋です。
秋立つ。午後からは綺麗な空でした。
なのに、
わたしより年下のずっとずっとずーっと若き子に、1ヶ月後のなんも予定ナシの手帳をチラ見された時のかなしみ。
通院の予定しか無いね。
あぁ、健康。
その輝かしい響き。
欲しいものは、欲しいのは、
年相応でいい、ホンモノの健康。
たまに風邪を引き、たまにお腹を下して、たまに心配される…ホンモノの健康、…贅沢かな。
駄目なのかな。
なぜ。こんなにも泣けるんだろ。
人の子を見ているだけで、歌声を聴いているだけで、
笑っている事が正解ってわけじゃないから、いいよね。人前でも泣ける正当な理由を探してる。
わたくしはけふも空を見た。
広い広い見上げなくても半分は空だった。
空に包まれている
それを人は、
自由っていったり、さみしいっていったり、贅沢っていったり、バカヤロウっていったりする、
今日から秋なのです。