糸
あなたと絡まった糸はこじれて
わたしは動けなくなっていた–
ううん、
身動きさせなくしたのはわたし。
身動きしないを選んでるのもわたし。
身動きしたくないから、、
そのためにわざわざこじらせて
絡ませてたら?
身動きしないところに意志を使ってた、、
無意識にそれを好んでた。
なら–
抜け出して自由にさせるのもわたし。
抜け出すって強くお腹から決めたから、
もうそこにフォーカスする。
自分の足でそこからでるの。
光をたどって、上へ上へと伸びていく。
なぜなら、光が私の居場所だから。
そこまでひと息に駆け上がる。
本来の位置に戻る。
決めるだけで、簡単に抜け出せる。
わたしは、心の底から笑って、
愛を感じて喜びを表現するために生まれてきた。
もうあなたの愚痴や悩みを聞くことは
やめたの。そのエネルギーを
浴びせたくないから。
いらいらも構うことは出来ないの。
それは自分で感じきるものだから。
あなたなら簡単にできるから。
わたしはただ自分の内側を、
平和で明るくご機嫌で、
心地いい世界にするね。
あなたもそうしてくれるなら、
わたしは心が浮き上がるほど嬉しい。
届かないのに
もうあなたはいない
それなのにこころだけ残してた
もう届かない愛をまだ大切に抱えてた
そして過去と今を行ったり来たり
あのひととの思い出に浸って─
その愛を握り締めてた
つらすぎて封印してた涙
それを今感じてる
こんなに感じてなかったなんて─
声にならなかった言葉を感じるのは
心地良くはない、、
お腹から骨盤から叫びがでてくる
涙と鼻水でぐちゃぐちゃ
ただ、思いを口に出すたびに
残してきた思いを
自分で抱きしめてあげるたびに─
からだは軽くなっていく
思いが自分にやっと
届いたから
もしも君が
もしも君が生きてたら
わたしはとっておきのタイミングで
であうだろう
きっと予想をはるかに超えた展開で
もしも君が私のことを見つけたら
わたしもきっと気がつくの
はじめは気が付かないふりをしても
もしも君がニコッとしたら
わたしはそれだけで満面の笑み
もしも君がさみしそうなら
わたしは癒しの光をおくって
そうっと遠くから抱きしめる
もしも君がそれでも苦しい時は
めちゃくちゃ高圧の光のシャワーで
身体中丸洗い
ピッカピカに光輝いて
ハートがほわわんって
あったかくなるまで洗うんだから
潤ってほころんで緩むまで
とろけて愛が溢れ出したら
今度はあなたが
誰かを抱きしめてあげてね
あー、
やっぱり私を一番に抱きしめて
君だけのメロディ
優しいあなたの目を見れば
わたしの心は弾みだす
今日は何をするの?
あなたが聞くから
わたしはこう答える
今日は最高の一日にする
それっていつも言ってるね
あなたがクスッと笑う
いつも今が最高だから
この瞬間を私は笑顔にする
うーん、しあわせーー
大きなのびをして
身体中がとろけるような笑顔に浸るの
そしたら自然に流れでてくる
やさしいメロディー
あなたにも今日という一日が
最幸のメロディーで溢れますように
雨音に包まれて
ピトピト
パシャパシャ
ザァザァ
振り続く雨
心も体も洗い流す
雨のひとしずくは、
わたしの涙、あの人の涙
みんなひとつにのまれて
海へと還っていく
そしてひとつにまとまって
今度はまぁるい輪を描く
その輪がぱぁんとはじけて
光の粒になる
そのきらきらを身にまとって
わたしは空を見上げる
そしたら空は明るくなって
喜びの雫が降ってくる
それはまるで空から祝福のファンファーレが
鳴り響くよう
わたしはその雨音に包まれながら
喜びにからだをぶるるっと震わすの