これで最後
これで最後。
昨日までと同じ間違いは
もう繰り返さない。
だって――もう後がないから。
これで最後。
そのひと口を食べたら
やめにしよう。
ほんとは、お腹なんて空いてない。
これで最後。
この靴とも、今日でお別れ。
そんなに好きじゃないし、
もう、窮屈なんだ。
これで最後。
エゴの声に惑わされるのは、
もうやめる。
きりがないから。
これで最後。
ほんとうに今回で、
地球はおわり。
だから。
遊び尽くそう。
ほんとうにもう、
これで最後だから。
君の名前を呼んだ日
まって-
いつもわたしは、かくれんぼ
ずーっと隠れてるのに
まだみつけてもらえない
こんなにヒントだしてるのに、
もう、なんでみつけてくれないの?
早く見つけてって言ってるのに、
もう、
嫌になるなぁ
早く見つけてくれないと、
夜になっちゃう
一人ぼっちでお家に帰るのは
さみしいよ、
誰か早くわたしをみつけて、
そうしたら、後ろから、
あったかい腕で 抱きしめられた
くまさんみたいな、ベアーハグ
ふわふわでもふもふで
体も心もあったかくて
ほぐされる
わたしはかくれんぼしてたのも 忘れて
そのあったかさに包まれる
もう待ってたことなんて
どうだっていいの
今こうやって
あったかさを感じられるように なったから
ホッとする瞬間を ありがとう
あなたはだあれ?
わたしは遠い未来のあなただよ。
君はまた忘れるかもしれないけれど、
僕はいつも君と一緒にいるからね
だから-
また会おうね
やさしい音色
ポタポタ ポタポタ
パシャパシャ パシャパシャ
しずくが葉っぱに弾けて
元気よく飛び跳ねる
それはなんだか陽気で
しずくが葉っぱの遊園地で
遊んではじゃいでいるみたい
ざあざあ ざあざあ
力強くふる雨は、
まるで地球を丸ごと
きれいに洗い流してくれてるみたい
しとしと 降り出した雨は、
耳にここちよい
まるで癒しの音楽を聴いているような
そんな穏やかさを取り戻してくれる
急に降り出した雨
わたしは軒先で戸惑ってる
このままここで雨宿り
それともこのまま歩こうか
わたしは一歩踏み出した
雨粒が顔に心地よく触れる
服がぬれて、髪がぬれると
なんだか無防備な気分で
少し心細くなる
でも、いったん濡れたなら、
それさえも受け入れてみよう
恵みの雨の中
雫たちにやさしく包まれたなら
そうしたら、雨音さえも
ひとときの静寂を与えてくれる
カーテンのよう
あなたの今日の雨音は、
どんな音色を届けてくれる?
その音色の後には、
素敵な美しい虹がかかりますように
歌
限りなく無数にある歌
わたしが知ってるそれは
ほんの一握り
あなたの知ってるそれは、どのくらい?
耳に心地よく響くそれは
毎日を豊かにしてくれる
心地よく響くリズムは
あなたに安らぎと笑顔を運んでくる
体で聴くそれは、わたしをおどらせる
心で聴くメロディーは
忘れてた何かを思い出させてくれる
それはあったかさ
それはよろこび
それは祝福
耳がこそばゆくなるほどの恍惚感
体が自然に動き出すほどの至福
これから一体どれくらい
そんな感覚を感じられるのだろう
わたしの胸はたかなって
心がどんどん広がっていく
果てしなく広がって
わたしの歌は宇宙の果てにまで届く
そこから折り返して帰ってきた歌
それはわたしが遥か昔――ううん、未来から放った歌
歌はいつも私に寄り添って
今必要なメッセージを届けてくれる
「愛しているよ。」って
わたしが歌うとき、
それは私がひかる時刻
もうどんな歌だって自由に歌える
わたしは歌い手
そのままそらからおろしてくるの
わたしが歌えば、世界は明るくなる
わたしが揺れれば、世界も踊り出す
一緒になって楽しんだら
それって地球への最大のプレゼント
そっと包み込んで
Hey you
ねぇ、ちょっと待って
いまわたし暇なの
どこかでお茶しない?
ちょっと戸惑うあなた
そりゃそうだよね
急に声かけられたら
びっくりするよね
でもね、わたしあなたが気に入ったの
あなたのオーラが素敵だから
ねぇ、一緒にいいことしようよ
今から素敵な場所で
あったかいお茶を飲みながら…
わたしは陽気だから
いっしょにいると楽しいよ
ねぇ、あなたのユーモアで
あなたのエネルギーで
わたしを
そっと…いや大胆に
つつみこんで