泣いている君
僕の初恋の君
君が幸せなら、他の奴に譲ってもいいと思った
臆病で意気地なしの僕は
そんな考え、とっくの昔に捨てた
君が泣いている?僕以外の奴が君を泣かせたんだ
許せない
ただ、僕は君を幸せに出来る自信がない
やっぱり意気地なしの僕
僕が臆病なせいで、また君を泣かせるかもしれないのに
僕は勇気を出せない
こんな自分が大嫌いだけど
君を幸せに出来るのは、僕だけでしょ?
やさしさなんて
いらないって
知らなかったけど
君は知ってた
君は苦しくてもつらくても
やさしさを求めない
助けを求めない
だから僕は君を失った
やさしくしたら嫌われるから
やさしくしないと君を失い
やさしさなんて大嫌いだ
貴方は私を手放す勇気なんか無いのに
浮ついてもいいだね
知ってたの、貴方が私の顔だけが好きな事
だから、私の態度が気に食わなくて浮気したんでしょ?
知ってるよ、全部
私は手放す勇気はとっくにあるから
貴方を失っても私は変わらない
あなたの絶望する顔が、私は好き
別れるんだから、最後くらい私の好きな顔を見せて
届かない……
どうしてわかってくれないの
こんなに想いを伝えているのに
先輩は私を見てくれない
毎日話しかけるのも、結構勇気いるんですよ?
先輩はやっぱりわかってない
手紙でも、直接言っても私の想いは届かない
悲しくて苦しくて、先輩を忘れたいのに忘れられない
本当、罪な人ですね
ねぇ、早く私のところにおいでよ
もし、私の想いが届かなくたって
貴方を幸せにするって信じさせてあげるから
木漏れ日が溢れるこのカフェは
私の唯一の居場所
ここにいると、現実逃避が出来て
彼に会うことが出来る
私はここで働いている彼に一目惚れしてしまったのだ
イケメンでルックスが良いうえにこんな私にも優しくて
今日は私の名前まで呼んでくれて、薔薇をくれた
9本の薔薇を彼はくれた、次の日もその次の日も
翌日、彼は12本の薔薇をくれた、私でもわかった
勘違いだったら恥ずかしい、彼にありがとうと伝えると
彼は私を優しく抱きしめてくれた、そう木漏れ日の中で