「赤い糸」
誰にでも大切な人は存在する
家族、友人あるいは親戚あるいは教師
あなたにとっての大切な人は誰だろうか
その人と自分の心の繋がり
決して目に見えないけれど
必ず感じることが出来る
それが運命の赤い糸
その人に出会えたのは
当たり前ではないよ
奇跡の連続で成り立っている
大切な人を手放したくない時は
赤い糸を掴んで離さないことだよ
「夏」
音は至る所でなっている
山には山の音が
海には海の音が
人からも様々な音が鳴っている
それは季節も同じ
春も夏も秋も冬も
それぞれ違って
それぞれいい音がする
夏はとても高い音がする
山も海も川も空も
高い音がする
とても心地の良い
心を沈めてくれる音
それを皆は聞こえない
感じてはいるのに
聞き方を忘れてしまった
当たり前すぎて
誰も聞こえない
耳を済ませてみて
きっと
世界があなたの心を癒すために
君の奏鳴曲を奏でてくれる
「1年後」
未来がどうなっているかは分からない
成功して楽しくやっているかもしれないし
転んでどん底に落ちて言っているかもしれない
何があるか分からない
そこが楽しく魅力的
人生どう転ぶか分からない
だから1年後はこう描く
全く違う土地にたって
全く違う人と暮らし
全く違う価値観の中
全く違う自分を作る
全てが違う1年後を見てみたい
「あいまいな空」
右を向けば雨が
左を向けば雪が
前は晴れていて
後ろは煙霧
いつどこで
どんな天気で
何があるか分からない
それらが同時に起きることは無い
あいまいな空があるとしたら
快晴でとても暖かいのに
心の中は霧雨が広がっている
そんな時
「街」
僕は故郷の街が大好だ
朝は鳥が歌い起こしてくれる
昼は母と祖母が手のこったご飯を作ってくれる
夜は虫達とカエル達が合唱を奏でてる
代わり映えのない退屈な街だけど
その自由さが大好きだ
今は遠くの町に居る
馴染みのものがひとつも無い
とても住みやすく苦労もない
幸せな生活をしている
でも時々思い出す故郷の匂い
久しぶりに顔を出すとやはり変わらない
だから僕はこの
代わり映えの無い退屈で自由な故郷の街が大好きだ