朝目が覚めて、暗がりで慌ててTシャツに着替えると
後ろ前は分かるんだが、たまに裏返しに着ていることがある。
何でそんなことが起こるのかよく分からない。
寝てる間に小人が来て、わざわざ
Tシャツをひっくり返していくのか?
暇な小人もいたもんだ。
まあウチの中だから前後ろだろうが裏返しだろうが
縫い目が出てようがタグが飛び出してようが
いっかな結構だけどね。
(裏返し)
鳥も老眼になるんだろうか?
四十肩的なものになるんだろうか?
老いて自慢の目も翼も衰えてしまったら
先は長くはないだろう。
それともその前に寿命がくるのかな?
その点人間はそこから長い
と言うか折り返し地点?
少なくともそれで命を落とすことはないと思う。
鳥は鳥で人間をどう思っているだろう?
人間のようにと何かを思ってくれてるだろうか。
(鳥のように)
言う側にしろ言われる側にしろ
この世に生まれた途端、全てがさよならの前段階。
出会って別れてまた会って
それでも最後はさようなら。
さよならを言う前に
出来ることをやるだけ。
それだけ。
(さよならを言う前に)
空は目に痛いほど青く、雲は堂々と白く
なんとも雑な夏真っ盛りの空模様だ。
こんな日はクーラーの効いた部屋から出ないに限る。
白熊か爽に牛マークの練乳チューブをでろーんとかけて
頭にキーンとはこないけど
おでこにツーンとくる激甘っぷりを堪能するのだ。
あ、でも国家コーラはゼロで。
(空模様)
「鏡よ鏡、壁鏡~!」
高校の時、女性の先生がそう言った途端
教室に爆笑が起こった。
なんだよ~
壁鏡~?
そんなんではしゃぐ生徒たちを横目に
釈然としない様子の先生。
笑いを取りに行ったのではないようだ。
白雪姫に登場する女王様の超有名台詞だと思うが
しかし私もカベカガミ~は聞いたことがない。
魔法の鏡で意思もある相手を種類というか設置状況みたいな
呼び方をするなど、いかな気位の高い女王様でもしないのでは?
鏡の機嫌を損ねること請け合いである。
地域的なものだろうか。先生の育ったとこでは
そう教わった?まあ無くはないと思うが。
今日のテーマを見てふと思い出した。
担任ではなかったよな、うーん。
何の教科の先生だったか、てか顔すらよく覚えてないのだが
その女性先生の「壁鏡~!」は一生忘れられないだろう。
ホント、そも何の授業であれ言ったんだろう?
(鏡)