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4/3/2024, 5:51:33 AM

子供の頃は大切なもの箱に
いろんなものがたくさん入ってた。
おかしいな。
いつの間にか大切なもの箱ごとなくなってしまった。
中に何が入ってたっけ。思い出せない。
捨てた記憶はないけど
でもこの間の大掃除でも出てこなかった。

今あるタンスの中の箱には役所に行って必要なものとか
そんなものの類いしか入ってない。
100均で買ったプラッチックの箱。
いや、これも大切なものだけど、これじゃなくて。

いいお菓子のカンの箱。ヨックモックだっけ?
フタを開けるとき、バカって外の空気が中に吸い寄せられる
重さを感じるあの薄長四角い、ほら。

あー、バカって開けたいな。中を見たいなー。
もっかい探してみようかな。

(大切なもの)

4/2/2024, 5:32:59 AM

今日はエイプリルフールだよ。
嘘をついていい日だよね。
さて何を言おう、うーん。
─────
そして一日が終わる。
あ、エイプリルフール終わっちゃった~。
って毎年言ってる気がする。

そもそも嘘をついていい日の有用性が分からん。

(エイプリルフール)

4/1/2024, 7:01:40 AM

誰かの作ってくれた料理は美味しい。
人の作った料理は匂いも美味しい。
作ってもらうと幸せを感じるのは何でだろうと思っていたが
なんとなく答えが分かった気がする。
人が作ると匂いが味が、意図せずくるからじゃないかな?

1月に母が体調を悪くして自分が料理を任されることになった。
自分で作るとどんな匂いがしても当たり前の匂いがする。
そりゃそうだ。その匂いの物を作ってるんだから。
食べたって当たり前の味がする。
そりゃそうだ。その味のする物を作ったんだから。

誰かの作ってくれた物は突然の出会いの味がする。
メニューを聞いてれば、待ちわびた人に会えた
匂いがしてくる、そして味がする…
っていうトキメキ的なものを感じるんではなかろうか。

母の体調がだいぶ回復してきてくれた。
もうじき母の作った幸せを感じる料理がまた食べられる。
そしてたまには母に、味は多分劣るけど
母にとってはトキメキを感じる料理を作ってあげようと思う。

(幸せに)

3/31/2024, 5:08:31 AM

帰りの電車で珍しく座れて、ついうとうとしてしまった。
…ハッ、やべ!
気が付くと電車がホームに停まってて
既に人が乗り込んで来ている。
待って!降りる!降りる!
すいませーんと人波に逆らって何とかドアに向かうが
あと一歩間に合わず無情にも扉は閉まった。
ちょっと間があって動き始める電車。
あー、見慣れたホームが遠ざかっていくーくーくー…
扉の前で立ち尽くす。
降り損なった一連を目撃した方達の痛い視線を
何気ないふり出来るほどの肝は持ち合わせていない。
後ろが向けない。
次の駅到着までガラスに映る残念な自分の顔を凝視して
いたたまれない時間をやり過ごした。

(何気ないふり)

3/30/2024, 7:13:03 AM

ハッピーがエンドレスとかハッピーターンなら嬉しいけど
現実のエンドはハッピーもラッキーもない
エンドがあるだけだと思う。
じゃ、どこにあるのか。
誰かの作った物語にあるんだと思う。
物語を作った人が、もうその先を書かないよと手放した時に
生まれるんじゃないかな、ハッピーエンド。
読み手への贈り物に、ハッピーなエンドをどうぞって。

(ハッピーエンド)

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