つい最近こんな夢を見た。
私が死んで二年後という設定のようだ。
誰かが私の話題を話すでもなく、ただただ
私がいないだけの日常が慌ただしく過ぎていく。
そして目が覚めた。
…私が死んだっていう設定、いる?
(こんな夢を見た)
タイムマシーンか。
別に戻りたい過去も無ければ
覗いてみたい未来も無いな。
うーん…あ、そうだ。
姉が産まれた直後の両親のところに教えに行ってくるか。
「次はハズレですよ」って。
(タイムマシーン)
別に何の理由もない。ただの興味本意。
両親が親戚の結婚式に泊まり掛けで行き、その日は一人だったので
ついチャレンジしたくなってしまったのだ。
そして買ってきた冷凍餃子を作っちゃ食べ、作っちゃ食べ
調子に乗ってとうとう60個を食べた夜
胃が重くて眠れなくなった。
横になると色々危険なので、息絶え絶えで壁に寄りかかって座る。
多分アルコールが入ってなければ大丈夫だったのよ、きっと。
はあ、苦しい。
「あなたは胃を怒らせ過ぎた。
もう、キャベジンも効かない!」
と何処からか凛とした声が響く。
はあ。
いや、本当反省。こんなバカな真似は二度としません。
…涙がにじむ、後悔ばかりの特別な夜が過ぎていく。
(特別な夜)
どうやら海の底にはゴミがいっぱい沈んでるらしい。
海はゴミ捨て場だったのか。
竜宮城や人魚姫の後ろにゴミが山積みしてある絵本は
まだないな。
物語が変わっちゃいそうだ。
汚い竜宮城見て浦島さん、とっとと陸に帰っちゃったり
ゴミ掃除が忙し過ぎて、人魚姫が王子様構ってられなくなったり。
…なんかラスト知ってると、その方がいい気もするけど。
いやいや、もちろん海は美しい方がイイデス。
(海の底)
あなたに会える日を
楽しみにしております。
早ければ今夏にはお会いできますでしょうか?
出来れば束になってお越し下さいね。
渋沢栄一様。
(君に会いたくて)