最近どうも寝ながら頻繁に怒鳴り散らしてるらしい。
誰かに対して鮮明に怒っているようだ。
たまに泣いたり、歌を歌ったりもするらしい。
ソコまでして全く目が覚めないのはかえってスゴいと
自分に感心してしまった。
おかげで起きたときは声が枯れていることが多い。
鼻呼吸テープ買おうかな。
始まりはいつも
え、始まりはいつも?何だろ…
始まりはいつも 映え 昨今流行りの食事処
始まりはいつも ツメ 乾燥シーズン到来
始まりはいつも コネ 芸能界(イメージ)
始まりはいつも サビ 小室哲哉氏(ほぼなイメージ)
始まりはいつも 苗床 腐海(王蟲の骸を苗床に…)
う~んダメだ、もう出てこない。
終わりはいつも 壁。
駅前の商業施設の4階に
ゆっくり立ち読みできる本屋が入っている。
いつもはエスカレーターを使うのだが結構中の方にあり
その日はたまたまソコまで歩くのすら億劫になり、入り口付近の
エレベーターを待つことにした。
ラッキーなことに4階にいたエレベーターはどの階にも止まらず
あっという間に降りてくる。扉が開くと一人だけ乗っていた。
ちょっと目を引く華やかな女性だったが
こちらを見て、とても嫌そうというか気まずそうな顔をした。
女性は降りるすれ違い様、ほぼ駆け足で
ヒールをカツカツと鳴らし出口へ去っていく。
なんだよもーと思いながらエレベーターに乗ると
すぐ理由が分かった。
おならくさっ
まあ、彼女がなさったかどうかは知らないが
気持ちは分かる。何でいるんだよって思うよね。
いや、同情している場合ではない。
上昇を始めたエレベーターの中
同じ事態が自分にも降りかかっていることに気がついた。
私の家の割りと近くに城址公園がある。
からぼり位しかなく、少し遊具とベンチがある。
あとは散歩コース的な歩道が広大な芝生スペースを
ぐるりと囲んだ、ごく普通の公園である。
はっきり言って地元の散歩者がたまにいるレベルの人気である。
子供の頃はよく遊びに行ったな。
そこの芝生に寝転ぶのが好きだった。
大の字に仰向けに寝転ぶ。
秋晴れは特に気持ちがいい。天球は太陽と青一色。
手足をこれでもかと伸ばすと
地面の方が丸みを帯びてる気がして
今自分は地球をおんぶしてるような錯覚を覚える。
久しぶりに行って見ようかな。
寝転がりはしないけどね、大人の芝生まみれはキツいからね。
姉が小学校二年生の時、二つ下の私は来年小学校に上がる頃の話。
夏休みに姉が描いた絵が、ナントカ子供展に入賞した。
駅近くのビルで展示してるということで
母は姉と私を連れて見に行った。
ま、その辺は私の記憶にはない。
その帰り道、駅に向かう途中で交通事故を目撃した。
バイクに車が衝突したらしい。
前に通行人がたくさんいたし、小さかったので
衝突の瞬間は見えなかったが
大きなヒトガタが信じられない位の高さまで跳ねられて
落ちていくのが見えた。
翌朝、姉が新聞の地元の記事欄を見ても載ってなかったと
言ってたので命は助かったのだろうか。
あの光景は忘れたくても忘れられない。
その後だいぶたっても、例えが不謹慎かもしれないが
数学の授業で二次関数の山型グラフを見ただけでも
ゾッとする程だった。