中学生の時のこと。
昼休みになると学校の屋上への階段を昇ると
扉は鍵がかかってて外に出られないが
扉手前のスペースによく通った。
誰もいなくて静かで
昼の日が扉の針金の入った硝子部分から差し込む。
階段の一番上の段に休み時間中ずっと居座った。
よく学園ものの漫画等では屋上に生徒が自由に出てるが
私の行ってた学校は全て屋上が開いてたことないな。
まあ、開放してなくてよかった。
とてもいい居場所だったから。
やわらかな光に満ちたスペース。
ついまどろんで5時限目が始まってしまい
教室に戻らず保健室に行って仮病を使ったことまで
思い出してしまったわ。
何もかも皆懐かしい…
ガンバの冒険という昔のアニメ。
前は再放送をよくしてたのですが。
このアニメのラスボス
白イタチ ノロイ
まだまだ殺すな いつでも殺せる
ゆっくり殺そう たのしく殺そう
薄汚い… ネズミ共を…
(忠太訳)
いやもう怖い。
主人公が実際合間見える前の
想像段階で怖い。
「鋭い眼差し」を見た途端
ノロイの赤い目が浮かんだ。
ウチの自治体のゴミ捨てルールで
飲料パックは頭をひろげて、洗って乾燥させて
胴体と底接合部をハサミで切って、まとめて結わいて
二週間に一回の資源ゴミの日に出すことになっている。
まあ、面倒くさい。
私はコーヒーに牛乳を大量投入したり
お酒もまあ嗜むしで、二週に一回だと
飲料パックが結構な数になる。
飲み終わった空パックの頭をひろげて、水で洗うまではやるのだが
その後の工程は
「ある程度パックが溜まったらやろう」という明確な意思の元
コンロの後ろの空きスペースへ横倒しで積まれてゆく。
乾燥時間とハサミの使用、加えて口のあるパックは
口部分を切り取らねばならないという手間を考えれば
致し方無きこと。
そしてあっという間にコンロ後ろに天井近くまで
高く高くそびえる飲料パックタワーが成長していくのだ。
倒壊の恐れを見極め、やむを得ずタワーを解体して
残りの切る工程をまとめてやる。
結構な数なのでハサミを持つ手が痛くなる。
資源ゴミの日までこれを繰り返し、最後にまとめるのだ。
明日は資源ゴミの日だな。はあ、面倒くさい。
黄身ボーロが好きだ!
子供のようだろ参ったかと言わんばかりに好きだ。
色々浮気するが、最近は専ら大阪マエダの乳ボーロ。
だが自分の中で子供のようと言うのも何か違う気がする。
なぜなら…
黄身ボーロをツマミに飲むからなのである!
ミルクではない、アルコールである。
とりあえず、ビールに黄身ボーロ
チューハイに黄身ボーロ
ワインに黄身ボーロ
ハイボールに黄身ボーロ くくっ
そしてポン酒に黄身ボーーーロ
梅酒やカルーアミルクでも、もちろんいけるぞ。
鼻血出そうだけど。
家飲みでしか叶わないのでドン引かれることもない。
さて、今宵も舌の上で崩れた黄身ボーロを
ちまちまアルコールで流し込もうかな。
中学の一年まではバドミントン部に入っていたが
辞めてしまい帰宅部になった。
その後、文芸部の子に部活にこなくていいから
在籍してほしいと頼まれて、文芸部の幽霊部員になった。
なので、放課後といえば帰宅なのだが
学校近くにポツンとある文房具屋によく立ち寄ったのを思い出す。
何買うでもなし。
ただ、ボールペンの試し書きコーナーに落書きして帰る。
ぐるぐるぐる、それだけだった。
そういえば一度だけ、こんなことがあった。
その日も、ぐるぐるしようとボールペン売り場に近付くと
先に試し書きコーナーを埋め尽くす超大作が描かれていた。
堂々たる龍の絵。細部までキチッと描かれていて驚いた。
思わず、少し残されたスペースに龍の絵の感想を書いて
感動を伝えた。また描いてくれるといいな、などと思いながら。
そして次の日、ちょっと楽しみに放課後文房具屋に寄った。
しかし、試し書きコーナーは刷新されていて隅っこに
「落書きはご遠慮下さい」と書かれていた。
…まあ、そうだよな。ぐるぐるぐる。