黄身ボーロが好きだ!
子供のようだろ参ったかと言わんばかりに好きだ。
色々浮気するが、最近は専ら大阪マエダの乳ボーロ。
だが自分の中で子供のようと言うのも何か違う気がする。
なぜなら…
黄身ボーロをツマミに飲むからなのである!
ミルクではない、アルコールである。
とりあえず、ビールに黄身ボーロ
チューハイに黄身ボーロ
ワインに黄身ボーロ
ハイボールに黄身ボーロ くくっ
そしてポン酒に黄身ボーーーロ
梅酒やカルーアミルクでも、もちろんいけるぞ。
鼻血出そうだけど。
家飲みでしか叶わないのでドン引かれることもない。
さて、今宵も舌の上で崩れた黄身ボーロを
ちまちまアルコールで流し込もうかな。
中学の一年まではバドミントン部に入っていたが
辞めてしまい帰宅部になった。
その後、文芸部の子に部活にこなくていいから
在籍してほしいと頼まれて、文芸部の幽霊部員になった。
なので、放課後といえば帰宅なのだが
学校近くにポツンとある文房具屋によく立ち寄ったのを思い出す。
何買うでもなし。
ただ、ボールペンの試し書きコーナーに落書きして帰る。
ぐるぐるぐる、それだけだった。
そういえば一度だけ、こんなことがあった。
その日も、ぐるぐるしようとボールペン売り場に近付くと
先に試し書きコーナーを埋め尽くす超大作が描かれていた。
堂々たる龍の絵。細部までキチッと描かれていて驚いた。
思わず、少し残されたスペースに龍の絵の感想を書いて
感動を伝えた。また描いてくれるといいな、などと思いながら。
そして次の日、ちょっと楽しみに放課後文房具屋に寄った。
しかし、試し書きコーナーは刷新されていて隅っこに
「落書きはご遠慮下さい」と書かれていた。
…まあ、そうだよな。ぐるぐるぐる。
団地の二階に住む私は、遮光カーテンが必要だ。
全ての二階住まいがそうというわけではないが
私の部屋は運悪く、真ん前で外灯が煌々と輝いているからだ。
ただ遮光カーテンも何でもいいわけでなく
以前素材で失敗したことがある。
カーテンを買い替えた時、買ったときは気づかなかったが
裏地がゴムっぽくゴワゴワしたカーテンだった。
なかなか重くて分厚い。
ま、見た目はともかくホントに完璧に光を通さず
いたく気に入っていたが、その後洗った途端問題が発生した。
裏地のゴムが切れたり小さな穴が無数に開いてしまったのだ。
その夜、私の部屋はプラネタリウムと化した。
ま、ステキ!とはならない。気を付けよう。
大切な人を亡くした。
駆けつけたときも
次の日も涙は出なかった。
そしてその瞬間まで一滴も出なかったのに
湯灌の時
突如涙が溢れた。
溢れて溢れて止まらなかった。
イヤだ、イヤだ、イヤだしか口から出なかった。
その後は、もう何も出てこなかった。
涙が
出なかったのも止まらなかったのも
理由は分からない。
何?究極の玉子サンド?
名前の知らないコンビニにその幟はあった。
玉子サンドは昔から大好きで
母がお弁当にサンドイッチを用意してくれると
まさにココロオドルだった。
ハムもシーチキンも良いが、やはり玉子サンドである。
自家製は玉子にたっぷりマヨネーズ、和ガラシをちょっとまぜて。
甘くないのが好きなのだが
まあ市販の甘味がかったのもたまにはいい。
マヨ少なめで玉子感があるのもそれはそれでいい。
迷わず入店し、他には目もくれず
サンドイッチを手に取る。印刷で中身は見ずらいが
三つ四つは入ってるだろうか。究極だけあって多少お高いが
是非とも食してみようではありませんか。
心のみならず足取りも踊りつつ帰宅。
家でサンドイッチに合うコーヒー牛乳をわざわざ作り
いざ、実食!
…玉子焼きがサンドされた玉子焼きサンドだった。
ミディアムレア?ウェルダン?
一つ一つ焼き加減が丁寧に変えてある。
オマケのように輪切りゆで玉子サンドも入ってた。
違う、違うんだ。これじゃない…
まさにココロモンドリウツだった。