10/19/2023, 3:13:34 PM
すれ違い
毎朝同じ時間にいる高校生
中学生の私は憧れの存在だった
10/18/2023, 11:50:25 AM
秋晴れ
登校中、甘い香りがして足を止める。
カラッとした空気と、
雲のない赤い空
周りを見渡すと
オレンジ色の小さな花が咲き乱れていた。
金木犀だ。
何年も前の思い出が蘇る。
いい思い出もあるけれど
思い出したくないことを思い出す
この香りは
寂しい気持ちにさせるから
10/15/2023, 3:45:40 PM
鋭い眼差し
部活終わり
7時過ぎの冬は暗い
闇の中の2つの光
奥の方まで見つめてくる眼差しが
すごく痛かった
10/14/2023, 4:54:05 PM
高く高く
高いという言葉を見た時、1番に思いついたのが
あなたへの私の目線でした
10/12/2023, 1:54:12 PM
放課後
忘れ物をしたと自分に嘘をついて
あなたを探すの
静かな廊下と
夕焼けを浴びる教室。
「どうしたの」と
話しかけてくれるあなた
「忘れ物をしました。」
どうにか理由を作って
話す時間を作って
近寄るあなた から
甘い匂いがする
この跳ねる心臓は人見知りだから。
「ねぇ先生」
まだこの気持ちには気づいてないふりをする