あの頃の私へ

その人が
どんなに
可哀想でも
どんなに
助けてあげたくても

それは愛じゃないから
勘違いしないで
早く気づいて

あなたにとって
もっとも愛すべきは
自分自身で
精神の病気だった自分こそ
可哀想だったんだよ

流されないで

人に感化されないで
しばらく休めば
精神科に通い続ければ
安定するかもしれないから

その男には騙されないで

なんて届かない手紙を
書いてる気分だ

逃れられない
あの彩り
あの甘さ
あの幸福感の
裏に佇む背徳感

わたしはもう
ダイエット中に
スイーツを食べてしまった罪で
明日の朝
体重計により
罰を受けるだろう

うたた寝をしてしまい
夕方から夜になってた
君を待ちながら
1人の時間を楽しむのが
楽しみでもある

また明日も
明後日も
君と一緒に

わたしがもし
大切な人を失って
一人ぼっちになってしまって
死にきれなかったら
透明人間になりたい

人の目にとまらないから
飲み食いも出来るし
着るものにも困らない
どこで寝たって構わない

なにより
わたしを覚えている
何者にも気づかれない

ホームレスになったって
実体はある

責任のない
守りたいものもなくなったら
誰にも知られず
透明になりたいのだ、

わたしはおこりんぼ
すごく支離滅裂
自分で自分が嫌になる
それでも直そうと試みた
だめだ
今日もおこりんぼ

理想のあなたを
わたしで表すと
火がついても
後悔することを言わない
静かさを持てる人かな
完璧に真逆

とりあえず休もう