あなたの会社からあとをつけたら
ある部屋にマンションにたどり着いた
最近家にも帰らず仕事をしていたなんて
嘘だった
あなたが建物に入ってからすぐ点いた灯り
いくら待っても戻ってこない
消えない灯り
中で何をしているの？
確認しないと
念のため武器も用意してきたわ
待っててねすぐ助けてあげる

過去のわたしへの
秘密の手紙

あのねわたしはおとなになっても
まだこどもなんだ
あなたの想像通りにいかなくてごめんね
でもやっと気づいたよ
わたしという固定観念をぶち壊せば
なんとかなるやれるがんばれるって
41歳になってやっとね　
あなたはまだ迷って探して失敗していいんだよ
やり直してとお願いはしたくないから
具体的には言えないけど
わたしは沢山後悔して
今自分の幸せに気づけたよ
大丈夫
未来のわたしもきっと
今のわたしに秘密の手紙を書いてる
繋がってるから
ずっと心がこどもでもいい
すこしずつ成長できてればそれでいい
あなたを未来で待ってるね

お疲れ様
がんばったね
やれることはやれたんだね
この経験が必ず糧となるよ
心の深呼吸して
今日はもうお休みなさい

わたしの中の毒親の
記憶のランタン
遠い空へ飛んでけ
見えなくなるまで飛んでけ
もう戻ってくるな

光と影は交わらない
わたしはいつも日陰にいる
光のせいで迷惑を被る
太陽がなければこんなことにならなかったのに
爆発して全部なくなればいいんだ
そしたら光のやつらはいなくなって
全て闇になる
そっちのほうが平等でしょ