冬になったら恋人とイルミネーションを見に行きたい。男同士だと変な目で見られるかな。
それでも別にいい。2人の初めてのクリスマス。楽しみだ!
友達とはなればなれになる。でも日頃から会う事がなかった自分は寂しいという感情が無かった。
誰にも言わずに去るのが落ち着かず、友達の1人に引っ越す事を報告。すると「どうしたん?いつ引っ越すの?皆んなで集まろうや!」と返事が着た。
意外な返事が着て驚いたけど、すごく嬉しかった。
自分は1人ぼっちなんだと思っているのは思い込みで、ただ自分から繋がろうとしなかったんだと反省した。
今更ながら寂しいなと思った。
子猫と聞いて思い出すのは、まだ小学一年生の頃、家の近所にいた子猫だ。といっても見たのはたったの1日だけの野良猫だ。
その猫の見た目は忘れてしまったが可愛かったのは覚えている。トイレの時は穴を掘って用を足し、また砂をかけて埋めており、お利口なネコだった。
子供あるあるだと思うが、自分も親に飼いたいとねだった。答えはあるあるの言葉だった。でも親猫が見当たらないので見守る事となった。
翌朝、自分はこっそり牛乳をあげようと辺りを見渡すが見当たらない。残念だが学校へ行く準備をする。
学校が終わると、あの子がお腹を空かせてるだろうなと心配で急いで帰る。でもあの子はいない。すでに土の中だ。車の事故。
俺は誰も責める事は出来なかった。ただ落ち込み泣いた。あの子猫は忘れる事のない悲しい記憶。
秋は好きだ。でも自分には秋風が懐にしみる。
そうだ、近くの紅葉でも楽しもう。
最近、アプリで知り合った人とリアルをしている。仲良くなっていると思うし、その時間は楽しい。
自分は友達になりたいと思っているが、相手はどうだろう。
不安な自分はつい「また会おうね!」と別れた後にメッセージを送る。
でも「また会いましょう」だなんて返事が着たら、よそよそしくて一層不安になる。