「ささやかな約束」
またいつか会おうね!
そんな薄っぺらな約束をして
僕は東京行きの新幹線に乗る
あの約束を交わした女の子の顔は
もう覚えていないけれど
会ったらきっとわかるかな
そんなくだらない考えを持って
彼女が住んでいたあの街で
今日もスケッチブックを取り出す
あの頃会った丘の上の
彼女の影をまだ探している
笑えてくるだろ?
でもそれほどに好きだった
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またいつか会おうね!
そう言って君と別れた
あの頃の男の子の名前は
もう覚えていないけれど
きっと今会っても
顔が変わっていて気づけないかもしれない
でも、運命がきっとあると信じて
彼が乗っていた東京行きの新幹線に乗る
普段通り東京で仕事をして
スクランブル交差点で
まだ君の瞳を探している
未練がましいよね
でも好きだったの
『炭酸飲料』
遠くに見える空に目を向けながら、
炭酸飲料のキャップを開ける。
シュワッと弾ける爽快な音がして、
太陽に照らされたペットボトルが眩しく輝く。
そんな青春の
ど真ん中のような景色を見つめながら僕は思う。
何故あの時あんな風に言ってしまったのだろう。
なぜもっと理解しようと努めなかったのだろう。
そんな後悔と似た想いが、
そっと空に熔けた。
きっと今なら、
全てを忘れることが出来る。
そう考えながら、
僕は炭酸飲料を一口飲んだ。
(ChatGPTに考えて貰ったお題です)
「光と影」
貴方は光る
僕よりも
僕は見えない
貴方のせいで
貴方が輝き過ぎるから
僕が影になってしまう
貴方の方が優れているから
僕が劣る
そのせいで
みんな僕が見えない
貴方が眩しすぎるから
でも
あなたがいなきゃ影も出来ない
あなたの後ろで失敗を隠せない
だから
感謝もしているよ
輝いてくれてありがとう
「揺れる羽」
ふわふわ舞って
地面に降り立つ
白く煌めくひとつの羽
孤独みたい
でもそれが羽の良さを際立たせている
羽が落ちてきたその空に
君がいて
背中から生えた大きい翼が
空の青さを知っていて
良いなと無い物ねだりをしながら
揺れる翼を見ていた
強い力で羽ばたいた鳩を
歩道橋から見上げてた
「秘密の箱」
そっと開けてみて
中に入っている"何か"
見つけられるかな
自分の中の"何か"
みんなが持つ"何か"
みんなの箱にある"何か"
それが分かればきっと
みんなを分かってあげられる
見つけてみて
自分だけの"何か"
見つけたら
それは見つけた貴方だけのもの
貴方だけの秘密
開けてみて