7/27/2023, 12:46:41 PM
神様が舞い降りました。
その時、神様はこう言いました。
〝どうして私を崇めるの。私を崇めて何になるの〟
人々は言いました。
「崇めれば、私を救済してくださるのでしょう」と
神様はもう何もいえませんでした。
だって、言っても言っても、〝私たち〟の
救済循環は紡がれてしまうからです。
7/26/2023, 9:32:18 AM
ゆーら…ゆーら…ゆーら……
鳥かごにいるみたい。
激しく揺れることは、私が動かないかぎり、
きっとない。
きっとないけど、揺れて欲しい。
この鳥かごをひっくり返してしまうほど、
揺らして欲しい。
誰かだけに、わたしの手をとってほしい。
7/1/2023, 10:32:48 AM
窓を見る。
窓越しにみえるのは、色のある世界。
私はこんな、殺風景の牢獄で、人生を終える。
もう。全部が嫌。
本ばっか読んできた奴の言葉も、
ほっそい手首も、
この牢獄が終わったあとの白黒の世界も、
わたしが何も知らない世界が、目の前にあるのも、
そして、そんな世界が憧れなのも。
6/25/2023, 10:22:56 AM
君は繊細だ。
性格も、体格も、全部、全部、
花弁のように、すぐに千切れてしまいそう。
すぐに壊せてしまいそう。
僕は、君のことを可哀想と思った。
だって、その繊細な花のような造形のせいで、
壊されてしまうのだから。
6/18/2023, 1:42:23 PM
どこまでいくんだろう。
...おちてから、どれぐらいたったのかなぁ
最初は凄く焦ったけど、いまはどうってことないや。
やっぱ、慣れってこわいなぁ、
ずーーーっとある、へんな浮遊感も、私に希望を持たせようとしてくる光も、
全部あるだけのものになっちゃった。
なのに、どん底にはいけない。
まだ、こころはおちないの?