夢を抱いていたのはいつの頃だろう
小学生の頃はサッカー選手
この頃も周りのみんなが言っていたことに合わせていたような気がする
サッカー選手になんてなれるわけないし努力するのも嫌だった
そう考えると子供らしくない子供時代だ
次に夢を抱いたのいつだろう
高校受験は目標だったように思う
この時は流石に努力して勉強した
就職のときは音楽が好きだったから音響関係やラジオ関係の仕事に就きたいと思っていた頃もある
これは夢だったかもしれない
でもその分野の勉強が嫌いすぎて努力することなく諦めた
就職は専攻していた分野の工場に苦も無く就職
そう考えると夢をしっかり抱いて努力した経験は私には無い
それでも小学生の頃からずっと好きなことはある
夢にしたことは一度もないが今も好きで続けている
私の夢は好きな事を嫌いになる事なく続ける事なのかもしれない
今日が終わればもう届かないかもしれない
ずっと隣にいると思っていたのにいつのまにか私たちは違う道を歩もうとしている
もしかしたらこれからも変わらないかもしれない
私たちの関係に新しい名前をつけるのが怖い
やらなかった後悔よりやった後悔のほうがいいと言う言葉があるが
それは結果論だと思う
だから今日まで先延ばしにしてしまった
そして今日もこの想いを届けることはないだろう
未来の私はどう思っているのだろうか
この想いは今日が終わってしまったら届かなくなってしまうのだろうか
私は弱い
みんなは本当に神様を信じているのだろうか
学業成就、恋愛成就、無病息災、家内安全、商売繁盛
神様にお願い事をする人はたくさんいる
叶ったと言う話を聞くこともあるが身近から聞いたことはない
叶った人たちの陰には叶わなかった人たちがたくさんいる
そんな私も神様を信じていない、叶った人たちは努力した人たちだ
それでも神様にお願い事をする人たちがわからない
だから私はこんな事になったのかもしれない
私ではどうすることもできない頼れる知り合いもいない
私は神様を信じていなかった
それでも私は神様にお願いすることしかできない
神様どうか
夜勤明けのまだ寒い朝方
外でタバコを吸っているといつもと景色が違って見えた
川の水が透き通っているように、桜が輝いているように見上げた空は快晴だ
自然と気分が上がる
快晴の朝方にタバコを吸う時間が私は好き