純情人間

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6/11/2025, 11:05:52 AM

そろそろ塾行くか、と重い腰をあげる。

玄関の物置からヘルメットと鍵を取り出し、

下の階の駐輪場へと。

ラッキーだ、そんな降ってない。

サドルに腰を降ろし、ゆっくりペダルを漕ぎ始めた。

ところが、しばらくすると雨足が強くなってきた。

最悪だ、そう思いながら太腿にピッタリと張り付いた

制服のズボンを見て、静かに笑った。

6/10/2025, 10:57:17 AM

グミ、チョコ、ラムネ、挙げていくとキリが無いのも

美しいと感じられる。それらをポケットに仕舞う。

雨に濡れた靴の爪先を見つめながら歩くこの帰り道も

美しいと感じられる。それはいつか乾いてしまう。

6/9/2025, 10:21:45 AM

なぜ?

どうして?

英語だと全てwhyで片付くこの言葉たちは、

いつも僕に突きつけられる。

6/8/2025, 10:44:08 AM

思い出したくもないのに、

あの頃を思い出させようとするお題。

書きたくないなぁ。

6/7/2025, 1:52:40 PM

開始の合図、皆一斉にペンを走らせる。

始まったばかりにも関わらず、黒板の上にある時計を

ちらりと見た。数秒ソイツを睨んだ後、

隣のショートヘアの子をチラリとみる。

邪魔するものは何も無く、滑らかにペンは走り続けた

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