8/2/2022, 3:43:39 PM
貴方の髪を梳かし、爪を切り、ただ心臓の鼓動を聴く。
今日の出来事を話す。
短針だけが相槌を打ち、長針が次いで返事をする。
夕食の時間になり、私は一人部屋を出ていく。
影と歩く帰り道。
ぼんやりとした月明かりだけが、私の涙を知る。
6/24/2022, 2:35:35 PM
【一年後】
一年後にはゴミになってしまう恋だとしても
あなたに渡してしまわないと
この身体の中で腐るばかりで苦しいじゃない
6/23/2022, 6:09:10 AM
【日常】
この想いを他の誰にも
あなたにさえ言えないのだとしたら
こんなにあなたを想っているこの日常を
一体どこに残せばいいの?
6/22/2022, 8:34:28 AM
【好きな色】
『あなた』と出会って
『紫』が特別な色になった
「好きな色は?」と聞かれても、私には一つはっきりと答えられる色はない。
たとえば服ならば、落ち着いた色味の方が好きだけれど、特別に黒や茶色が好きなわけじゃないし、ピンクや黄色が嫌いなわけでもない。
特別な感情がないからこそ、何か一つ色を選ぶとき、私には特別な理由がいる。
それが『あなた』だとしたなら
私の好きな色は『紫』