流されやすいんです、わたし。常に顔色伺って過ごしてる。
できるだけ相手が過ごしやすいように..って思って合わせちゃう。
わたしにとってこの光景は日常に一瞬でしかないけど、
傍から見れば意志のない弱っちぃ人間だよなー、、
って思ってはいる。
でも、わたしにはもうここを乗り越えれない。
自分の意見に自信を持って発言するのが怖い。
何言ってんだあいつって思われてるかもしれない。
あぁ、、怖いな。どっちに転んでも恐怖が待ってる、、。
だけど、自分の人生は自分が主人公!
自分の人生なのにサブで居ちゃだめじゃん!
ちょっとずつでいいからこの恐怖を乗り越えたいし、
嵐が来ようとも微動だにせず立ち向かい、
自分らしく胸張って生きれるぐらいの人間で在りたい。
「嵐が来ようとも」
自分より他人を大事にして生きてきた。
だけどそれって、案外辛いものなのかもしれない。
'' 自分 '' について答える時は曖昧で、'' 自分 '' の事は嫌い。
'' 自分 ''の事は後回しでも大丈夫だ、そう思っている。
わたしに携わってくれた人にはもちろんのこと、
少しでも多くの人に幸せになって欲しいし、恩返しも沢山したい。
だからこそ、人の役に立ちたいって幼少期から思っていた。
わたしにできることが微々たる力でも、
些細なことで気付いて貰えなくても、
誰かのためになるなら…!と思って前向きに行動したはずが、
自分に戻ってみると、心に深い傷を負っていた。
気付かれない努力になんの意味があるのか、
傍から見れば何もしてない人なんじゃないか。
そんなことを考えるうちに自分自身に嫌気がさす。
来世は自分が自分を認めてあげれる人生を。
「誰かのためになるならば」
ねぇ、どう?そっちの世界は。
わたしはね、ぼちぼちやってるよ。
でも、貴方が居ない夏はどれだけの月日が経っても
不思議な感じがするよ、、。
貴方が鳥かごのような小さな世界から飛び立って、
何度夏が過ぎたかなぁ。
あの夏、貴方を止めなかったのには訳があってね。
でもね、相対して言う勇気がわたしには無いみたい。
だから、来年の夏には言えたらいいな。
その頃に一瞬でいいからこの小さな世界に戻ってきてね。
わたしは貴方がいつでも戻ってこれるように常に準備万端だよ。
...それじゃあ、またね。
「鳥かご」
貴方と初めて会った日に戻りたい。
現状に不満があるとかじゃなくて、
戻れることなら戻ってみたいなー、ってぐらい。
何故かあの時、
「わたしがあの子と関わってあげなきゃ..」
って、使命感を感じた気がする。
わたしさ、もし戻れたらね、知りたい事が沢山あるの。
何処から使命感を感じたのか、
人見知りで尚且つ人間関係を上手く築く事が苦手なわたしが、
何故ここまで貴方と関われたのか。
でもね、どれだけ貴方と関係を築いても、
この答えは一生出てこない気がするの。
知ったところで何になるかは誰にも分からない。
分からなくてもいいから、
わたしは貴方に惹かれてしまった ''きっかけ'' が知りたい。
「もしもタイムマシンがあったなら」
「名前、なんて言うんですか?」
「わたしの名前は ___ って言います。」
このやり取りって何気ないけど、実は凄く良い瞬間じゃない?
生まれた瞬間の記憶を持つ人間はそう居ないけど、
両親から初めて頂いたプレゼントは誰しも覚えてるじゃない。
だって、初めてのプレゼントは自分自身の名前。
両親から初めて頂いたプレゼントという
'' 宝物 '' を相手に見せびらかして自分を表現する瞬間。
だから、名前を知るって大事なんだよ。
初めましてなのに、相手の大切な宝物が知れちゃう。
どんな形であろうと、
わたしはわたしの名前を一生大切にするし、
貴方も貴方の名前を大切にして欲しい。
「私の名前」