名無しな毎日

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8/28/2025, 12:48:25 PM

目の前に広がる夏草たちよ。
雑草という二文字で一括りにされてしまっても、たくましく生きている君たちこそ、この夏の色を彩っているのだ。
君たちが咲かせる花の色を知らないけど、その力強い緑色は、炎天下を生きている君たちの誇りなのだろう。

8/27/2025, 12:34:36 PM

探し物を探してる。
それはどこにあるのだろう。
そもそも何を探してるのだろう。
得体の知れない焦りが僕を動かしている。

答えはわからないけど、ここにある気がする。
灯台下暗し、って言うのかな。
いや、灯台の光が何を照らしたいのかはわからないけど。

8/26/2025, 12:32:43 PM

砂浜を走る。
何も考えず、目の前に広がる海を目指して。
素足のままなら、靴に入る砂を気にしなくていい。

海へ飛び込む。
足に冷たさを感じ、深くなっていく海底を蹴る。
素足のままなら、濡れる靴を心配しなくていい。

海を泳ぐ。
海水のしょっぱさを味わいながら、無我夢中で。
素足のままなら、全力で足を動かせる。

8/25/2025, 12:55:01 PM

もう一歩だけ、なんて声が聞こえた気がした。

もう足は動かないぞ、動かしたくない。
たった一歩で、景色が変わるわけがない。
足跡が一つ増えるだけじゃないか。

なんて苛立ちながら地面を踏み締めてやると、力強い足跡が最後にできた。
足跡なんてすぐに消えてしまうんだろうけど、こいつが消えてしまうのはなんだか惜しい。

なんて思いながら、軽い足取りで引き返した。

8/24/2025, 2:47:22 PM

ふと目が覚めると、読み方もわからないような名前の駅に着いていた。
初めて来たはずだけど、なぜか懐かしさを覚えるような街を歩いてみる。
この懐かしさは気のせいなのだろうか。
それとも、こんな街の雰囲気を懐かしいと思えるような大人に憧れているだけなのか。
大人に憧れているのだとしたら、駅の名前ぐらいはすぐに読めるようにしないとな。

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