DAISUKE.

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12/6/2023, 9:27:50 PM


そっけない態度も

興味のないふりも

身の丈に合わない

私の小さな 背伸び。


あなたは 穏やかな

おひさまみたい…

誰にだって優しくする


今だって

ほら…?


「可愛くねぇな」


そう 優しく笑って

私を抱きしめる。



「もう…やめてよ」


いつだって そう

あなたを独り占めしてたくて

私はいつも 逆さま…。




- 可愛くない… -









12/1/2023, 10:40:35 AM


2人は きっと

長く居すぎたのかな。


僕は君の

君は僕の

知らないこと

何もないみたい…

そう思っていた


あの日の君が

僕の知らない顔して

涙を流すから

呼吸を忘れて

深い海に沈んでく


台所に残ったシミも

2人掛けソファの右側も

こんな日がくるなんて

知らずに笑っている2人の写真が…


泣かないで…


そう言って

思い出の中に

僕だけを取り残してくみたいだ…




- Be left behind... -

11/30/2023, 9:19:26 AM


鼻の奥をツンとさす

冷たい風が

今年も この街に吹いた


長いような…

やっぱり少しだけ

どこか 短く感じた

暦のページに手をかける


1人で歩く街には

聴き慣れた音楽と

鮮やかなイルミネーションに

恋人達が優しく寄り添って

会いたい 気持ちが

足早に息をする。



人の群れをかき分けて


改札を駆け抜けて


君に会いにいく。



やっと会えたね…


冬のはじまりが


もっと 君を愛しくさせる。




- 冬の足音 -





11/29/2023, 9:25:21 AM

終わらせないで…


そんなの たくさんある

今読んでる本

ずっと使ってる香水

毎回食べてるピザ

行きつけの小さなBAR

寒くなると羽織ってる

肌ざわりがいい

ニットのカーディガン


冬になると

少しだけ遠出をして

毎年 君と来ていた

なばなの里のイルミネーション


こんな風に交わす

何でもない会話も

今 一緒にいる

ただそれだけの時間…とかね。




- ただ それだけ… -

11/27/2023, 3:09:31 AM



小さな頃から

耳が赤くなると

決まって

風邪をひいた…


そんな昔の記憶を

ふと 思い出して

私は この微熱に酔いしれる。


少しずつ

熱おびてく

この耳を

冬の風が冷して

心地がいい。


だけどね…


その柔らかくて低い声が

逞しくて 優しい

私を包み込む

その腕の温もりが

あなたの匂いが…

私にゆっくりと溶けて

副作用を残してく…


もう治ることも

冷めることも…

望まない。


幸せな微熱に

ずっと酔いしれる…。




- 微熱 -






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