4/11/2023, 3:56:29 PM
繊細な硝子の心を抱えて
生きるわたしには
その優しさが
心を満たして溢れさせてしまう
嬉しいとかそんな簡単な言葉でもなく
ありがとうとかそんな短い言葉でもなくて
伝えたい気持ちはあるのに
なんて言えば伝わるかが分からない
けれど溢れ出る涙は言葉よりも
想いを伝えているのかもしれない
__言葉にできない
4/9/2023, 4:28:08 PM
まだその背中に背負うには大きすぎるランドセルを精一杯しょいこむ頃から
今に至るまで、ずっと
ずっと隣にいたのは自分だと思っていたのに
渡したかった2番目のボタンはどこへ行くわけもなくただただ力強く握られていた
誰よりもずっと一緒に過ごして
誰よりもずっとお互いを分かって
誰よりもずっと好きだった
それなのに
これから先、隣を歩くのは自分じゃないと分かったある春の最後の日
__誰よりも、ずっと
4/7/2023, 5:51:46 PM
夕日が海に攫われる
この夕日が沈んだなら
もらった足も、なにもかもを
ともに海に、泡にかえさなければいけない
どうしても、と
貴方のそばに
いたいと願ってしまったことが
罪なのでしょうね
沈む夕日はわたしのことを呼んでいる ともに帰ろうと
わたしは泡になるけれど
貴方への想いは
明日も登る朝日のように
輝き永遠に貴方を照らしたいのです
__沈む夕日
4/6/2023, 4:47:22 PM
ある日は壮大な宇宙を見ていたり
ある日は神秘の深海を見ていたり
ある日は清々しい植物を見て
いろんな世界をその目にうつし
きらきら輝いている
そんな君の目にうつるわたしも
君のきらきらが舞ってるみたい
__君の目を見つめると
4/5/2023, 4:14:12 PM
暗い夜にひとりで零した涙は
流れ星よりもしずかに落ちていく
ねえ君も今同じ星をみていますか
ひとりじゃないと思いたくて
同じ空の下にいると信じたくて
__星空の下で