春小豆

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4/7/2023, 5:51:46 PM


夕日が海に攫われる

この夕日が沈んだなら
もらった足も、なにもかもを
ともに海に、泡にかえさなければいけない

どうしても、と
貴方のそばに
いたいと願ってしまったことが
罪なのでしょうね

沈む夕日はわたしのことを呼んでいる ともに帰ろうと

わたしは泡になるけれど
貴方への想いは
明日も登る朝日のように
輝き永遠に貴方を照らしたいのです

__沈む夕日

4/6/2023, 4:47:22 PM

ある日は壮大な宇宙を見ていたり
ある日は神秘の深海を見ていたり
ある日は清々しい植物を見て

いろんな世界をその目にうつし
きらきら輝いている

そんな君の目にうつるわたしも
君のきらきらが舞ってるみたい

__君の目を見つめると

4/5/2023, 4:14:12 PM

暗い夜にひとりで零した涙は
流れ星よりもしずかに落ちていく

ねえ君も今同じ星をみていますか

ひとりじゃないと思いたくて
同じ空の下にいると信じたくて

__星空の下で

4/4/2023, 4:11:21 PM

いつも笑ってるあなたが好きで
誰にでも優しくて
特にあなたのそばにいつもいる
あの子には優しくて
愛おしそうに見つめるその目が
とても綺麗に見えるのです

きっとその目にわたしを
うつすことはまばたきをするより
短いのでしょうね

けれど、それでいい

遠くであなたを見ているだけで
わたしには充分なのです

__それでいい

4/2/2023, 3:24:43 PM

大切なもの、壊したくないもの
誰にも触れられたくないの

触らないで壊れちゃうから
とてもとても脆くてすぐに
壊れてしまうのよ

大切だから、そういって
奥に奥に、誰にも触れられないよう
しまいこんだ心

ああでも誰もそばに
いないのはさみしいなぁ


__大切なもの

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