【ルール】
幼い頃は、「ゲームは○○時間まで」みたいなルールを親から決められたことがある。
「宿題を終わらせた後じゃないと、ゲームはできない」
「ゲームをしながら、テレビを見ない」
「○○時になったら、ゲームは終わらせて眠ること」
だんだんと増えていったけれど、私はルールを守りたいなんて思うことができなかった。
確かに、ある程度のルールは必要だろう。でも、ルールを決めるなら、決めた内容を決めた側も守るべきだ。
なぜ親は、私のゲームという娯楽を厳しく制限している中で、ほぼ一日中スマホというモノを触っているのか?
インターネットという存在を手放さずに固執することがルールを守ることよりも大切なことなのか?
当時の私には、よく理解できなかった。そして、同時に親の言うことには“説得力がない”とも思った。
ルールは、“決める”よりも“守る”方が圧倒的に難しい。
だからこそ、ルールを“破る”こともあるのだろう。
それが良いことなのか、悪いことなのか。実をいうと、私なりの明確な答えは、いまだに見つかっていない。
皆は、どのように考えているのだろうか。
【今日の心模様】
嬉しい、楽しい、ちょっぴり寂しい、心細い、不安。
よく分からない、お腹すいた、眠たい、家に帰りたい。
暑い、ほんの少し肌寒い、うっとうしい、興味ない。
複雑な気持ちが混ざり合って、今日も私の心は踊る。
【たとえ間違いだったとしても】
私たちには、たくさんの選択肢がある。
だからこそ、どれを選ぶのか、悩み、迷い、考える。
これでよかったのだろうか。
あっちの方がよかったのかも。
私たちには、選択したことを後悔する可能性がある。
あなたの選択が、もしも間違いだったとしたら、その後どうすればいいのか、と考えることができるだろうか。
あなたの選択が、たとえ間違いだったとしても、その後どうすればいいのかを選択することはできるだろうか。
【雫】
花びら、木の枝、じゃぐち、大空、水筒、瞳。
様々な所から、あふれでる綺麗な一滴。
それは光を反射して、どこまでも滑り落ち、留まる。
消えても、まだ筋が残り、存在していたことが分かる。
ポチャリ、と音を鳴らす。
「しずく」
とても美しい響き。
【何もいらない】
私は、とても傲慢なので、たくさん欲しいものがある。
読みたい本、観たい動画、習いたい学問。
食べたい料理、撮りたい景色、書きたい言葉。
知りたい情報、歌いたい音楽、聴きたい声。
行きたい場所、乗りたいアトラクション。
着やすい服。忘れたくない思い出。大切な宝物。
気の合う友達、ちょうどいい孤独、必要最低限の金。
尽きない想像力、ダルくない優しさ、それなりの愛。
欲しいものが多すぎて、困ってしまう。
だから、「何もいらない」なんて、いらない。