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4/10/2023, 8:23:40 AM

【誰よりも、ずっと】

私たちには、誰よりも、よく見えているものがあれば、見えていないものもある。誰よりも、よく理解しているものがあれば、あまり理解できていないものもある。
いわゆる「ジョハリの窓」というらしい。

自分の良いところも、悪いところも。
誰かの良いところも、悪いところも。
知りすぎていたり、知らなすぎることがある。

無理に解ってくれとは言わない。
無理に解らないでくれとも言わない。
ただ……もしかしたら、まだ開けていない“窓”の先に、誰よりも、ずっと青い空が広がっているかもしれない。

4/9/2023, 6:33:46 AM

【これからも、ずっと】

今、子どもの私でも。
いつか、大人の私になるんだよね。

忘れたくない子ども心を。
歳を経ても、内面くらいは自分らしくありたい。
思うことは、それだけ。

4/8/2023, 7:32:08 AM

【沈む夕日】

夕焼けこやけの茜空は、朝や昼に見る青空とは違う。
あらゆる人々や建物が逆光で暗くなり、バックには、赤々と揺らめく太陽がそびえ立つ。
やがて、夕日が沈み、空はピンクから紺色へと変わる。
だんだんと夜闇に溶け込んでいく空のグラデーション。
太陽からバトンを渡された月が淡く輝き出す。

この一連の流れを見ることが、私は好きだ。

4/7/2023, 4:47:44 AM

【君の目を見つめると】

君の目を見つめると、いつも私と目が合うんだ。
だって、そうよね。君の目を覗き込むために、わざわざ私が君の正面に移動しているから。
必然的に、君は私のことを見つめることになる。
でも、君は迷惑だって言ったことなんか一つもない。
君の黒い瞳孔は、私が目をそらさない限り、私のことを映し続ける。

それでいい。それでいいのよね?
私は君を見つめていたいし、君も私を見つめていたい。
相思相愛とは、この事だ。そのはずだよね?
なぜ私を見ても、君は何も喋ってくれないのだろう。
もしかして……いや、やっぱり最初から。
私のことなんか、眼中にないんだよね?

4/6/2023, 9:56:35 AM

【星空の下で】

大切な人が言った。
「あなたと星になれたら、ずっと一緒にいられる」と。
そんな時、あなたは、どう感じ、思い、声をかけるの?

私は、とても嬉しいと、ありがとうと喜ぶのだろう。
でも、私は、その提案を受け入れることはできない。
確かに、大切な人と星になれたら、ずうっと一緒に隣でキラキラと輝いていられるかもしれない。
だけど、私たちが発する星明かりは眩しすぎて、きっと大切な人の姿を隠してしまうから。そうして、お互いが見えなくなってしまうのはイヤ……イヤなのだ。

どうせなら、互いに顔を見合わせ、身体をくっつけて、手のひらをギュッと握りながら一緒に夜空を見ようよ。
たとえば、そう。ほら、星空の下で。

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