まっしろ

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4/6/2023, 9:56:35 AM

【星空の下で】

大切な人が言った。
「あなたと星になれたら、ずっと一緒にいられる」と。
そんな時、あなたは、どう感じ、思い、声をかけるの?

私は、とても嬉しいと、ありがとうと喜ぶのだろう。
でも、私は、その提案を受け入れることはできない。
確かに、大切な人と星になれたら、ずうっと一緒に隣でキラキラと輝いていられるかもしれない。
だけど、私たちが発する星明かりは眩しすぎて、きっと大切な人の姿を隠してしまうから。そうして、お互いが見えなくなってしまうのはイヤ……イヤなのだ。

どうせなら、互いに顔を見合わせ、身体をくっつけて、手のひらをギュッと握りながら一緒に夜空を見ようよ。
たとえば、そう。ほら、星空の下で。

4/5/2023, 6:02:23 AM

【それでいい】

直球すぎる言葉よりも、曖昧な言葉を欲している。
肯定しているのか、否定しているのか。
どちらでもあり、どちらでもない。
そんな中途半端な言葉だったら、いいのかもしれない。

「もう、それでいいよ」

あなたが、私に別れを告げた時のセリフだ。
私という「私」を認めてくれたのか、呆れていたのか。
あれは、どっちの意味だったのかな?
今でも私には分からない。
そして、これからも分からないままでいい。

4/4/2023, 9:15:42 AM

【1つだけ】

私にとって、1つだけ、確かなことは何だろう。

私の目で見る光景だろうか。
私の鼻で嗅ぐ匂いだろうか。
私の耳で聴く音だろうか。
私の舌で味わう食感だろうか。
私の指で触れる手触りだろうか。
私の肌で感じる熱だろうか。
私の頭で覚える記憶だろうか。
私の口で話す言葉だろうか。
私の掌で紡ぐ想いだろうか。

たくさんの“確かなのだろうこと”があるかもしれない。何にせよ、私にとって、1つだけ、確かなことがある。
それは「私自身の身体や心で行うこと」こそが、きっと私にとって“確かなこと”であると思っていることだ。

4/3/2023, 2:27:29 AM

【大切なもの】

私には、ありがたいことに大切だと思えるものが
いくつかある。

私に理解を示してくれる友人、仲間、同志。
私が尊敬している先生。
私の心の支えでもある本。
私の夢である作家業。
私が愛してやまない執筆、言葉、創作物。
私の好きな食べ物。私の好きな色。
優しさ。温かさ。誇り。思いやりの心。
握手。ハグ。愛。「好き」という感情。
私が私であるゆえの私。

大切な者も、大切な物も、その全て。

4/1/2023, 6:28:02 AM

【幸せに】

「今、あなたは、幸せですか?」
そう聞かれたら、きっと私は「はい」や「いいえ」ともつかない返事をするだろう。

別に"不幸せ"というわけではない。
少なからず、理解ある友人や仲間はいるし、尊敬したいと思える人もいる。つつがない暮らしを続けられているし、将来の夢や趣味・興味・関心も、たくさんある。
現状に不満はない。不満があるなんて言ったら、なんて傲慢なのかと怒られてしまうだろう。

ただ、まだ私は、もっと幸せになれると思っている。
自分のやりたいことを叶えて、できることを増やして、たくさんの人々に出会って、色んなことを知っていく。
そうしたら、きっと私は、今よりも幸せになれる。
今よりも、さらに幸せになることを望んでいる。
だからこそ、「今、とても幸せです」とは言えない。
これこそ、本当に傲慢なんじゃなかろうか。

でも、私は、"幸せになる"ということに貪欲であり続けたい。どれだけ傲慢で馬鹿らしいと思われたとしても。
他の皆は、どう思い、どう考えるのだろう。
ねぇ。「今、あなたは、幸せですか?」

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