悩み事は消せない
心の中で止まり続ける
どんなに忘れようとしても心の中から消えない
どうすればいいの? と思うかもしれない
ほっといてください
もやがあるほうが人間らしい。
〜宝物〜
朝起きれば母が味噌汁を作っている
それと同時に仕事に行く準備をする父
学校に行くために乗る電車
通学中小学生ほどつまらない会話をする友達
授業中にちょけるお調子もの
それを見て笑いながら注意をする先生
部活中普段と性格の変わる先生
行きと逆方向に走る電車
かんかんでりのお腹
ドアを開けると匂う晩御飯
たわいもない会話をする家族との時間
一人でのんびり入るお風呂
この後何もすることがなく落ち着くベットの中
全部 全部 僕の宝物。
時間が経つと溶けてゆく
少しずつ 少しずつ
ゆらゆら
真っ赤な火を灯しながら
ゆっくり ゆっくり
溶けてゆく
全て溶けると火も消える
まるで人の命のように
頑張って火を大きくするとすぐに溶けてしまう
逆に小さすぎると役割を果たさない
少し立ち止まって自分のキャンドルに聞いて欲しい
「頑張りすぎてない」「怠けすぎてない」
そう問いかけることでまた新しいキャンドルに生まれ変わる。
人は程よく生きることを嫌いすぎている
しかし人生とは何かをなすには短すぎるし何もしないとしては長すぎる
となると程よく生きるのも悪いことではない
むしろいいかもしれない
あなたは今程よいキャンドルを立てられていますか?
日頃思い出なんて感じない
それは今を生きているから
今この瞬間を楽しんだり
今この瞬間に我慢したりしているから
毎日を懸命に生きているから人は美しい
しかし美しくない時がある
それは負の感情を抱いている時
そんな時、人は本当に醜い
でも、人は過去の思い出を振り返りまた頑張ろうとする
そうすればまた美しいものに変わる
思い出は僕たちを美しくする化粧品なのだ
街の光が目立つようになり親の行う行動に愛を感じ易るなる季節