11/16/2023, 10:06:22 AM
「これでもう、ぼくたち、はなればなれだね」
あきくんはそういった。
でも、ぼくは、そんなことおもってない。
だって、ぼくとあきくんはいつでもいっしょで、はなればなれになんてならないんだもん。
そうやくそくしたんだもん。
ゆきびきりげんまんしたもん。
だから、ぼくとあくきんははなればなれなんかじゃない。
「はなればなれじゃないもん!!ぼくと、あきくんはずっといっしょだもん!!ゆびきりげんまんしたんだもん!!」
あきくんはこまったかおをしてる。
でも、ぼくはなくのをやめれられない。
『はなればなれ』
11/16/2023, 9:58:30 AM
子猫が後ろ足で顔をかいてるのを見た。
とても可愛い。
小さな幸せ見つけた。
『子猫』
11/14/2023, 8:56:51 AM
「またこの町で会いましょう?」
と笑顔でおっしゃっていたお嬢様が今でも忘れられない。
この約束を果たすのはもう少し先になりそうだ…。
『また会いましょう』
11/13/2023, 9:16:11 AM
また、浮気してしまった。
でも彼女の落ち込む顔がゾクゾクしてたまらなくなる。
平気そうな顔しながら目元を腫らした顔がとても可愛い。
最低だと分かっていながらもこのゾクゾクを辞められない。
もしこんな愛想を尽かして私を捨てようとしてもそんなことさせるものか。
私たちはずっと一緒にいる運命なんだよ。
『スリル』
11/11/2023, 6:04:18 PM
あの大きな翼で悠々と空を飛ぶ鳥に、何度憧れたことか。
憧れるだけだ。僕は飛べないから。
『いつかああなるんだ!』っていう憧れじゃなくて『1回死にでもしたら飛びたいなあ』って感じの憧れ。
僕には一応小さな小さな翼があるけど、全然空も飛べないしただの飾りみたいになっている。赤子の手くらいの大きさだ。小さすぎるよ。
あの鳥みたいに、空を飛べたらどうしようか。
ずっと、ずっとそれを考えるだけ。
「いつか、飛べたらなぁ」
飛べない翼を背に呟いた。
『飛べない翼』