"ありがとう"
忙しすぎて、今日のお昼は常備されているチョコレート2粒だけだった。
泣ける。
最近、体調を崩し気味だったこともあり、あんまり食事を摂れていない。
ふらついて扉にぶつかった際、失礼しました、と誰もいない空間に向かって口走っていて、まずいなぁ、と思った。
振り返ると、同僚に凝視されていた。
あれは完全にヤバい奴を見る目だった。
帰り際、少しでも糖分補給してください、とココア缶を渡された。いい奴だ、ありがとう。
"そっと伝えたい"
そっと、伝えたかった言葉。
何度も口に出しかけて、その度掻き消した。
いま、伝えたいことがあった。
いま、伝えなきゃいけないことがあった。
いま、いま、いま…。
迷っている間に今が過ぎ去っていく。
伝えられなかった僕を、あなたは憎んでくれますか。
それとも、それくらい気にする事じゃないと笑い飛ばしてくれますか。
"未来の記憶"
未来の記憶なら沢山ある。
静かに目を閉じた貴女のそばで、
冷たい墓石の前で、
たった一人残された部屋の中で、
未だ来ない奇跡を待ち続けていた、記憶。
"ココロ"
カタカナで"ココロ"という文字を見ると、
機械やロボット、AIのイメージがする。
あとはとんでもなく壊れて狂った心や、
欠け残りのこころだとか。
漢字やひらがなとは何となく違った色に見える、
日本語のニュアンスの不思議。
"星に願って"
咳と鼻水、喉の痛みは続いているが、なんとか今日を乗り切った。頑張った。柚子湯を飲んでさっさと寝るとしよう。
寝る時、たまに音楽を流す。
今日はお題に因んで、ピノキオの"星に願いを(When You Wish Upon A Star)"にした。
ディズニー映画といえば、何で皆いきなり歌い出すのか長年疑問だった。曲自体は別にいいんだけど、急に歌い出すのって怖くない?
以前貴女に尋ねたら、機嫌を損ねて三日間口をきいてもらえなかったけど。どうやらそれはそういうもので、疑問に思ってはいけないらしい。まぁ相手が楽しんでいる時に水を差してはいけないよなぁ。