みんなで一緒に遊びましょう。みんなで仲良くしましょう。
仲間外れは作らないようにしましょう。常にグループで行動しましょう。みんな友達でみんな仲間で、みんな家族です。
こんな言葉もう聞き飽きた。耳にタコができるほど聞いた言葉。私の学校は異常なほどに仲間の仲の良さを大切にする学校だった。私はそれが嫌だった。家族なわけないし、みんな他人だし、私は1人の方が好きだし。私は誰とも関わらないようにしていた。けれどそれが先生にバレてしまったのだ。
「ちょっといいかしら?」先生の声は聞いたことないくらい冷たかった。するとそこには君が立っていた、「今日から貴方たちは二人で行動すること。」そう言って先生は私達を空き教室に残したまま出ていってしまった。
あー、えーと、よろしく?お名前は?
君は返事を返すことなくただ地面を見つめていた。
今日、一緒に帰ろ?君に言われた。嬉しくて、え?本当に!って事実確認をしてしまった。君と歩く道。ドッドッ。鼓動が早くなる。比例してるみたいに歩く速さも速くなる。すると。あ、もうすぐ雨降るかも。君がそう言った。君と二人で、雨宿りするところはないこの状況。君との恋が始まるようなそんな予感がする。
秋君。私の大切な人の名前。秋君は元々私の幼なじみで、ずっと一緒にいてくれた。私の名前を呼んで一緒に手を繋いで帰ってくれた。大好きだった。紅葉の季節になったときの事だった。秋君は、転校するんだ、って少し悲しそうに私に話してくれた。あーあ、私の初恋ここで終わるのか。13歳の初心で綺麗な初恋はまだまだ続いている。だって今隣で寝ている秋君の顔を撫でながら私は言う。私の愛しい初恋泥棒。
二人で幸せになろうって決めたのに。君は僕を置いてどこかに消えちゃった。二人で家庭を築こうと約束したのに、君はどこかに行っちゃった。
僕の愛と君の愛には圧倒的な差があったのかも。愛は人を狂わせる。よく聞く言葉。僕もそうだと共感してきた。でも、今初めて本当の意味を知ったかもしれない。
僕は急ぎ足で君のパートナーの家に向かった。
ピーンポーン。
宅配便でーす。
君を見かけた時から私の心は動かされたよ。
今日もかっこいい君を横目に私はスマホを開いて文字を打つ。下校中友達と会う君を見ながら、私はまた文字を打つ。
同じバスに乗ってバイト先に君が行ったことを確認し、その横顔をパシャ。そのまま君の家に向かう。今日だけ、今日だけ特別だよね。今日は月に1回のカメラ回収の日♡
ねぇ、君の全部を私に見せて?