「秋晴れ」
今日はカラッと晴れて、心地よい秋晴れの一日だった。
ところが、帰宅途中の私の心はモヤモヤとしている。
昨日、まな板を無断で引き出し収納にしまったことが原因だ。
妻から、「まな板を勝手にしまわないで」と連絡が来ている。
私は、キッチンをすっきりさせたいので、なるべく調理器具は収納しておきたいと考えている。
一方で妻は、頻繁に使うものはすぐ使えるところに出しておきたいと考えている。
議論をしたとて、感情で動く妻には勝てそうもない。
帰ったら真っ先に謝って、夕食を準備してくれていることを労おう。
「忘れたくても忘れられない」
小学校三年生のとき、ひとつの都道府県について1枚のレポートを作成する課題がでた。
家に秋田県に関する本があったので、特産品や祭りなどの行事について調べて書きまとめた。
少しスペースが余ったので、本に載っていた秋田県の火災件数のグラフを書き写して提出した。
すると、担任の先生から「どうしてこのグラフを載せたの?載せた意味はあるの?」と聞かれた。
怒ると非常に怖い先生だったため、恐怖に怯えた私は、スペースを埋めるために書いたことを正直に話した。
先生曰く、グラフや表を載せるなら、何を伝えたいか、そこから何が分かるかをきちんと考えて載せなさい、とのこと。
社会人となり、業務に関する資料づくりをするようになってから、この言葉の意味を痛感している。
恐怖とともに甦る師からの助言は、忘れたくても忘れられない私の宝物である。
「やわらかな光」
深夜の外出は少し怖いが、早朝の外出は心地よい。
開いているお店が少なく、太陽も眩しくない。
人や車もほとんどおらず、静かな時間を楽しめる。
今くらいの時期は、暑すぎず寒すぎず、気温もちょうどよい。
もうそろそろ、布団を洗濯するためにコインランドリーに行かなくてはならない。
早朝は空いていそうなので、今度行ってみることにしよう。
洗濯が終わるまでの間、コンビニのお菓子を食べながら読書や勉強するのもいい。
いつもと違う環境なので、思いもよらないアイディアが浮かぶかもしれない。
「鋭い眼差し」
プレゼンテーション能力を向上させるには、話している自分の姿を録画するとよいらしい。
表情や姿勢、ボディランゲージを客観的に確認し、改善点を洗い出せる。
とは言ったものの、自分の動画を見るのはかなり抵抗がある。
声だけでも恥ずかしいのに、動画となればなおさらだ。
知的な鋭い眼差しをしていればよいが、おどおどと目が泳いでいるかもしれない。
正に自分を見つめ直すということだろうか。
きっと最初は、情けないくらい下手くそなプレゼンに幻滅することだろう。
辛いことほど自身の成長に繋がることを信じて、今度挑戦してみようと思う。
「高く高く」
「小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
2004年、イチローがメジャーリーグの年間安打記録を破った際、記者会見で話した言葉だ。
私はこの言葉が大好きで、何か努力をしたいときの励みにしている。
これまで楽器の練習、タイピング、PCスキル等に取り組んできたが、彼の言葉通り、基礎を着実に積み上げていくのが最短経路だと実感している。
最近では、文章作成スキル向上を目的として、このアプリへの投稿を開始した。
本日で27作目を迎え、もう少しで1か月毎日投稿が達成される。
予想外のお題に苦戦することもあるが、完璧な文章を書くことに固執せず、とにかく継続することを最重視している。
まだまだ、「とんでもないところ」までは遠く及ばないが、自分なりに高みを目指して、当面の間継続しようと思う。