今日も一日が終わります。お布団に入って終点です。おやすみなさい。
大好きなひとを見つけられた人はしあわせだよね、
たとえそれが叶わないとしても、この星にただ一人愛する人を見つけられただけでも、
しあわせだよね。
だから、私は手紙を書く、
出さない手紙だけど天に飛ばすの。この時間さえも、私にとって、幸せな時間なのです。今日もありがとう。
夏の虫が鳴いた時、秋の虫が鳴いた時にも、私はその虫たちを武蔵と呼んでその音色を楽しみ、ありがとうといいます、川のほとりで、あまりにも美しく鳴く武蔵が居たので、私は思わず、ボイスレコーダーに録音しようと携帯を近ずけたら、ぴたりと鳴くのをやめてしまった。
そっかぁ、自然じゃないものは嫌なんだね。
私は携帯を鞄になおすと、
その武蔵は再び美しい声で
鳴き始めた。
ああ、綺麗な声に、涼しい川風。武蔵たちの、御先祖様たちもこうやって、柳のなびく川のほとりで鳴いていたんだなぁ、そう思うと武蔵の命が
愛しく思えた。
また来るね、武蔵、
ありがとう。
子供の頃は泣き虫で、
よく母に叱られては、
一人で道をとぼとぼ歩きながら泣いていた。
目に涙がいっぱい。
その目を少しすぼめたりして街の灯りや信号機をみると、
キラキラの宝石箱みたい!それからあとも、
私は叱られて涙するだびに、泣きながら瞳をすぼめて、
その宝石箱遊びをしていたのを今思い出す。トパーズに、エメラルド、ルビーに、ダイヤモンド。今は滅多なことでは、涙がでなくなっちゃったけど。またいつか、涙がでたら、その、宝石箱あそび、
またやってみようかなぁ。
朝一番にベランダにでて、
少しひんやりした風にあたり、その風を吸いこんだら、体も心も浄化されているのを感じます。朝風よ今日もありがとう。小鳥の歌が響く街路樹にもおはよう。植木鉢に挿し芽した桜さんおはよう。
心地よい朝。皆に来る朝。
ありがとうございます。