寒さが身にしみて
寒さが身にしみるとか、たいした寒さじゃないよね。
あー、寒いなぁ…レベル。
年とるって嫌だね。
寒さが身にしみるなんて、ロマンチックなお題与えられても極寒で死ぬ‼︎って思い出しか出てこない。
でも不思議。
#大恋愛した彼
と
#寒さ
を私の中で検索すると、出て来るもんだね。
寒いねぇと言いながら、クリスマスのイルミネーションを見たなとか。
駅前で歌ってる人がすごく上手で、私は彼に抱きついて彼は彼のアウターごと私を包んでくれながら聞きいった事があったなぁとか。
後日それをたまたま見かけた友達たちが口々に、
人前で男とイチャついてるのなんて見せた事ないのに、知り合いがいない公共の場所ではいちゃこらする事あんだねーと言われ恥ずかしい思いをしたんだった…
寒さが身にしみるってか、恥がしみるネタだったな。
これは。
20歳
その年、私は後にも先にも絶対にないと言い切れる程の大恋愛をした
1人の時間が持てないとストレスが溜まるのに、彼とは1秒離れてる事すら耐えれなかった
好きだとか、愛してるとか、そんな簡単で軽いものではなく、もっと重くて深い言葉はないんだろうか?と真剣に考えたっけ…
どこからどう見ても彼も私を想っていると周りは言ってたけど私1人が、私だけが一方的に彼を好きみたい…と口癖のようにいつもつぶやいてた
周りが言うように彼も私を好きだったと思う
でも私には足りなかった
もっともっと好きになって、愛して…
一緒にいるのに、もっと会いたい…
この世から私たち以外消えちゃえばいいのに…
彼を永遠に自分のものにするには、彼を殺すしかないんだろうか…?とさえ思った事がある
間違えなく、狂ってた
次第に2人とも家族も友達も仕事も学校も何もかもどうでもよくなって、閉じこもった
2人でただいるだけ、ただそれだけで良かった
でもそんな関係が長く続くわけもなく、壊し合う関係になっていってしまった
1秒離れてる事すら耐えられないのに、仕事行かなきゃなんない
嫌だ
仕事行かないと生活できない
分かってる
でも離れたくない
辛い
滅茶苦茶だった
あんなに人を好きになる事はもう二度とない
と言うか嫌、無理、ご免、勘弁だ
あんな全身全霊で細胞レベルから好きとか、しんどい以外のなんでもない
彼は幸せかなぁ?と本当たまぁに思う事がある
幸せであって欲しい
私が1番キレイだった時を知ってる彼
今はもう違う
だから会いたくもない笑
彼よ、幸せでありますように…
2度と会う事はないけど、
あなたの幸せだけは永遠に祈ってる。願ってるよ。