あまり難しく考えずに好きを選んで進んでごらんよ
『未来への鍵』
小さな悲しみを心に抱えて
打ち寄せる波の音のように
聴こえていた耳を澄ませて
誰かが悪者になるのならば
誰かが正義になるでしょう
分断されたままいつまでも
変わらない気付けたのなら
自分の心を取り戻せるはず
呼ぶ声はいつも遠く小さく
鈴の音色のように淡く光る
朝陽が眩しい一日の始まり
いつも吹いているのさ強いか弱いかそれだけのこと
『追い風』
クチナシの実も甘露煮もないけれど
さつまいもと栗があれば作れるかな
安易に考えてる自分も意外と好きだ
予期しない風邪をひいた外は雪だよ
少しチカラを抜いてみたら楽だった
やらなければと脳内で司令を出して
知らず知らず頑張っていたんだなと
気付いたんだ今更かもしれないけど
私のことを守れるのは私だけ今年は
気分の変化を観察してみたやっぱり
思いを飲み込むのは良くないみたい
伝えることって大切だね言いづらい
ことほどね、アイメッセージならば
誰かを傷つけることはないのだから
さあて年越しの準備の続きを、
皆さま良いお年をお迎えくださいね
小さな房を赤ちゃんと呼ぶ優しい声
差し出した掌の上少し酸っぱいお味
テーブルの上赤いネットのくるくる
林檎がころころしてるストーブの上
ヤカンの口が白い煙を吐き出してる
シュンシュンと忙しい窓の向こう側
雪はふるふる私はおうちでぬくぬく
何気ない日常のありふれている光景
とても幸せだったことを覚えている
『みかん』